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北朝鮮・三池渕から見た長白山

北朝鮮側の長白山観光ポイントのうち、最も代表的とされているのが高山地帯の湖・三池渕です。 もともとは一本の川でしたが、長白山が噴火した時に溶岩で塞がれて3つの自然湖を形成し、 そのために三池渕と呼ばれるようになりました。 3つの湖のうち、最大のものは周囲が約2.3km、水深3mです。澄みきった青い水面は、3つの きらきらと光る透明な宝石のように見えます。



三池渕の傍には三池渕大記念碑、三池渕革命記念館、労働者宿泊所、大学生宿泊所、 少年団員宿泊所、見学者会館、スキー場などがあります。

三池渕大記念碑は、北朝鮮・茂山地区での抗日戦争勝利40周年を記念して作られたもので、 1979年5月に三池渕地区で革命史跡館と大記念碑を創立し、当時の歴史を顕彰しています。 記念碑は、金日成の銅像、烽火塔と彫像の群から構成されます。金日成の銅像は白頭山の高原を背景に建てられ、 周囲はそれぞれ《祖国編》、《敬仰編》、《進軍編》、《宿営編》、《祖国の水》に分けられます。



三池渕革命記念館は、面積3700平米ほど。総括的な導入館と8つの陳列室に分かれ、主に金日成が茂山地区の戦闘で 勝利を収めた革命の功績を中心の内容としています。

 白頭山密営

白頭山密営は三池渕から30kmほど離れており、獅子峰と小白山の間の小白水谷にあります。金日成が居住したことが あるという司令部のログハウス、警備隊兵舎、出版所、武器庫、病院と裁縫所を修理し、当時使われていた革命文化財は 完全に保存されています。旧居の前に大理石の石牌があり、上には金正日誕生50周年を記念し称える詩が刻まれています。 旧居の周囲の密林の中には、当時の抗日革命戦士達の手によるという数多くの樹上スローガンが書かれています。