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【延吉市】【龍井市】 【図們市】 【琿春市】【和龍市】 【敦化市】 【汪清県・安図県】【長白山】 琿春市
琿春市は、延辺の東部に位置し、東はウスリー川を境界にロシアの都市ポドゴルナヤに接し、 南は豆満江を挟んで北朝鮮の豆満江市と対峙しています。 人口21万人のうち、朝鮮族が45%を占めています。 琿春という地名は琿春河に由来しますが、琿春という言葉は「尻尾」という意味の満州語で、転じて城下町、辺境、 国境地域という意味も持つとされています。 中国・ロシア・北朝鮮の3ヶ国の国境地帯に位置する琿春は日本海にも面しており、既に国家級辺境開発都市となっています。 長嶺子の通商口はロシアと貿易をするための重要な通路になっており、北朝鮮とも通商口が2つあります。 自然資源は非常に豊富で、吉林省最大の炭田があり、金も随所で産出します。火力発電所が2つあり、工業都市として発展しています。 最近、国連からこの三角地帯一帯を特区として開発するという話があり、一時は数多くの工場が進出しました。 日本海と向き合う防川には3国を見渡せる展望台があり、数多くの観光客が訪れます。 また、市北西部には渤海5京の一つである東京龍原府の中心だった八連城があります。 渤海3代目の王・大欽茂が日本・新羅との交易を拡大するための足がかりとして築いたと言われます。 また、豆満江の河口には、鹿屯島という韓露間の国境問題になっている場所があります。
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