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![]() 三国国境地帯 ![]() 琿春市敬信郷防川から中朝露国境地帯を望む風景が下の写真です。左の沼はハサン湖で、ロシア領。 その傍の白い建物(監視塔?)は中国、豆満江対岸は北朝鮮です。 ロシア側橋のたもとはボドゴルナヤ(中国の地図では「包得哥尓那亜」)という地名。 豆満江にかかっている橋は565メートルの「親善橋」と呼ばれる鉄道橋で、北朝鮮の豆満江駅とロシアのハサン駅を結んでいます。 ![]() 清津からハサンまでは広軌と標準軌の4本のレールが敷かれており、金正日はこの橋を通って専用列車でロシアを訪問します。 ただハサン湖近くを走っていた時にロシア人の子供から石を投げられてしまい窓にひびがはいったそうです。金正日の乗っていた車両かどうかは不明(ロシア通信)。 この防川周辺は1938年に日本軍とソ連軍が衝突した張鼓峯事件(ロシア側名称はハサン湖事件)が起こった場所として有名です。 国境があやふやなこの地帯には当時日本もソ連も軍隊を常駐させてはいませんでしたが、1938年7月9日、突然ソ連は張鼓峯山頂付近に陣地を築き始めました。 日本側も軍隊を派遣したものの、それほど強硬な態度には出ませんでした。7月29日になって張鼓峯北2キロの沙草峰南側高地にソ連軍を 発見した第19師団は独断で攻撃して撃破し後方に撤退するも、ソ連軍増援部隊が沙草峰一帯を占領したことから8月11日に停戦が成立 するまで戦闘が続きました。 日本は専守防衛に徹し戦車や飛行機を使用しなかったようで、人的被害としては主に攻撃にまわったソ連側が大きいといわれます。 展望台からは天気が良ければ日本海を見ることが出来ます。 この防川に行くにはタクシーを雇うしかありませんが、琿春からなら150元ほどで往復してくれます。 近くにはハサン駅があり貨物列車が停車しています。ここから一番近い都市はクラスキノ(庫拉斯基諾)。 ロシアへ行くにはロシアのビザを取得しなければなりませんが、なかなか難しいようです。 中国人にはビザは容易におりると言われています。 |
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