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【延吉市】【龍井市】 【図們市】 【琿春市】【和龍市】 【敦化市】 【汪清県・安図県】【長白山】 龍井市　　 人口 26万人（2002年） 面積 2,592,000平米 行政区画 ２街道・６鎮・２郷： 安民街道、龍門街道、 朝陽川鎮、開山屯鎮、老頭溝鎮、三合鎮、東盛涌鎮、 智新鎮、�ｺ新郷、白金郷 吉林省東部に位置し、延吉市よりバスで３０分ほど、北朝鮮・咸鏡南道の会寧市と豆満江を挟んでいます。 龍井に最初に朝鮮族の村が出来たのは１８７７年といわれます。もともと朝鮮族が開拓した土地であったこともあり、 人口２６万人のうち朝鮮族は１８万人と、６８パーセントにのぼり、自治州内においても最も朝鮮族が集中した地域になっています。 日本がここに朝鮮統監府間島派出所を置いたのは１９０７年のことで、その時の総人口は４０９人。 ２年後には間島日本領事館を置き、延吉、安図、和龍、琿春など五県を管轄し、日本の間島経営の中心となりました。 中華人民共和国成立後、龍井は朝鮮民族自治区の延吉県に属していましたが、１９８３年には分離独立し龍井市となりました。 市政府は龍井鎮にあります。 　龍井人民政府庁舎（旧間島省領事館） 抗日・民族詩人として知られる尹東柱がこの地で中学を卒業しており、その他抗日独立運動の痕跡が数多く残っているところでもあります。 長白山脈の中段に位置し、周囲を山に囲まれた盆地です。海蘭（ヘラン）江と布爾哈通（プルハトン）河が流れ、農業が発達しました。 中国最大の果樹農場があり、葉タバコ、リンゴ、松茸が特産物として有名です。 一松亭 龍井から延吉方向に少し出たところにある低い山の頂上に小さな東屋があります。「先駆者」という歌に出て来る一松亭です。 ここからは海欄江が悠々と流れる風景が眺められ。祖国を出て来て孤独な戦いに明け暮れた人々の深い悲しみが感じられるようです。 　　 龍井中学校 龍井には尹東柱が通った大成中学校があります。今でも朝鮮族の生徒が通っており、校舎の横には尹東柱の記念碑もあります。 彼の生家は、龍井より三合に向かう道沿いの明東に復元されています。 ヨンドゥレ井戸 龍井の地名の起源になったところです。この井戸によって村が形成されたといいます。現在は「龍井地名起源之井泉」と 書かれた石碑が立っており、小さな公園になっていますが、入場料が必要です。 瑞甸書塾 延辺最初の私立学校です。１９０６年８月、李相、李東寧、呂準ら抗日の同志が設立しましたが、朝鮮統監府間島派出所の圧力により、閉ざされました。 この書塾の昔の姿が龍井実験小学校の構内に残されています。大きな枯れ木が何本か立っているところに、「瑞甸書塾遺址」と力強く書いてあります。 Copyright(C) 朝鮮族ネット