【延吉市】【龍井市】
【図們市】
【琿春市】【和龍市】
【敦化市】
【汪清県・安図県】【長白山】
和龍市 
| 人口 |
22万人（2002年） |
| 面積 |
5,069,000平米 |
| 行政区画 |
４街道・１０鎮・５郷：
文化街道、民恵街道、光明街道、海蘭街道、
頭道鎮、八家子鎮、福洞鎮、西城鎮、徳化鎮、龍水鎮、東城鎮、崇善鎮、土山鎮、芦果鎮、
臥龍郷、富興郷、勇化郷、龍城郷、龍門郷
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和龍市は延辺の南部、豆満江の上流にあり、豆満江を挟み北朝鮮の咸鏡北道・両江道と接しています。
人口２２万人のうち６０％が朝鮮族です。
もともと龍井市に属していましたが独立し、和龍とは「二つの山が一つの谷間に沿って並んでいる」という意味の満州語だといいます。
 
長白山の東側の峰であるため、高く険しい山々があり、森林資源が豊富で、また石炭、花崗岩、大理石等の地下資源も豊富です。
農業もさかんで、葉タバコ、亜麻、リンゴが有名である他、平崗伐の米がその上質さゆえに広く知られています。
２つの通商口を持ち、北朝鮮との交易も活発に行われています。
韓国人には、北朝鮮をもっとも近くで見ることが出来るというので人気があり、高句麗時代に建てられた城子山山城、渤海・中京顕徳府の遺構である西古城、渤海国王の娘・貞孝公主の墓があり、
その他、原始住民部落もあります。
  豆満江水源地
そして韓国ではよく知られた青山里の戦いの跡地もあり、韓国人観光客も多数訪れています。
特に崇善地域は山河が非常に美しく、ぜひ訪れてみたいところです。
また豆満江水源地や優美な絶景が広がる仙景台などもお奨めです。
和龍市東側には、１３世紀に遼東半島を支配した地方政権である東夏が１２１５年に築城した城壁が残っています。
東夏は国号を大眞と称し、１２３３年にモンゴルに滅ぼされました。
現存する城壁は周囲が６ｋｍほどで、城内には礎石や建物の遺跡が残っています。
最近、ここで東夏の官印が２つ出土しています。
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