 |
高麗人参
高麗人参は古来二千年の昔より『万能の生薬・不老長寿の霊薬』として珍重されてきました。
二千年前の薬物書「神農本草経」にも、その効能が記されています。
朝鮮族の住むところ、当然に高麗人参は最重要産物の一つです。
中国産の高麗人参は韓国産に比べると価格が著しく安い反面、サポニンなどの
主要成分が薄いといわれています。
顆粒・エキスなどいろいろな形態で販売されています。
|
 |
山人参
山人参は山深いあまり陽が差し込まない樹海、五葉松の腐葉土の下、急斜面で水はけがよいところで採取されるという多年草です。
探し歩いてすぐに見つかるものでは決してありません。
古来中国では仙人が食べる神秘的なものとして命をかけて樹海に取りに入りそのまま迷い帰らぬ人もいたり、
何十年探し歩いても見つからなかったり、草も３００年すると人間の形に似て胴まわりが１メートルもあるという物に
出会ったりして数億円の値段のものや金不換もあるそうです。
|
 |
メシマコブ
極東の深山の片隅で人目を忍びながら、厳しい自然環境の中で風雨にさらされながらそれに耐え、
２０年以上に渡って 生き永らえてきたメシマコブ！ メシマコブが培ってきたような大自然の力をもらえる健康食品は他にはそれほどありません。
煮出す前に使用する使用する分だけ切り分けて、梅エキスを作る時の様に 一昼夜程水に浸します。 細かく切り分けてミルで粉砕すると率が良くなります。
|
 |
チャーガ
本場ロシアでとれたものです。
昨今、機能性健康食品としてアガリクス・メシマコブに次ぐ第３のキノコとしてチャーガが注目されています。
チャーガ（カバノアナタケ）は国内では北海道地区にて林業関係者やアイヌの人々に飲まれていたと言われております。
元々はロシアを中心としたＣＩＳ諸国（東ヨーロッパ諸国）において薬用キノコとして用いられていました。
|
 |
紅景天
ベンケイソウ科の植物で高山に生息する薬草です。
古来から中国では熱病や火傷、婦人病等に用いられ、
長期間服用すると身の動きも軽くなり、目もよく見えるようになる効果があると紹介されています。
現代でも止血、鎮咳の目的で内服したり打撲傷や火傷に外用したりと多用していますがチベット、旧ソ連では強壮薬として
用いられています。
近年、紅景天の薬理作用が研究解明され二日酔い防止、滋養強壮、ダイエット
、美白を目的とした美容などに強い効果があることから様々な健康食品・飲料、お茶、化粧品に用いられています。
|
 |
鹿茸（ロクジョウ）
雄鹿のまだ角化していない幼角を乾燥させたものです。鹿茸はコラーゲン、たんぱく質、
カルシウム、リン、マグネシウムなど多くの成分を含み、中国では古くから強精・強壮の漢方薬として、
高麗人参とともに重宝されてきました。現在も"不老長寿の珍品"と呼ばれ、世界各国の医療界に
おいても鹿茸の研究がなされています。強壮・造血の効能はもちろん、
性機能低下や記憶力の低下、不妊症などの症状に対して抜群の効果を発揮すると言われています。
|
 |
ヤマブシタケ
サンゴハリタケ科のキノコで、世界各地に自生します。中国では、猴頭菇といわれ、
四大珍味のひとつとして、いろ んな料理の食材として使われています。
名の由来は、このキノコの形状が、山伏が着ている鈴懸衣の 丸い
飾りボタンに似ていることによります。
中国では簡単なコモをかけて、日本のように温度や湿度の調整はせず、自然のままの状態で
露地栽培に近いので、身は締まっていて健康食品としても人気も高く、高級料理にも使われます。
また、ヤマブシタケは栽培中は白いきれいな色をしていますが、収穫して日に干すと薄茶色になります。
|
 |
熊胆（ゆうたん）
中国では、古くから、熊を薬用と考えていました。肉、脂肪、掌、胆のうなどのほか、脳、血、骨まで利用したということです。
このなかで現在に残されている有名なものが、中国の高級料理の熊掌と漢方薬の熊の胆です。
「熊の胆」は熊の胆のうの中に入っている胆汁を乾燥したもので、正式には熊胆（ゆうたん）といいます。
延吉の熊牧場では、熊を生かしたまま胆汁を取り出す技術にて大量生産が可能になり、安価で熊の胆エキスの粉末を販売しています。
黄色と黒の粉末がありますが、黄色の方が効能・価格とも高くなっています。
熊の胆には、消炎、鎮痛、鎮静などの作用があります。
|
 |
葡萄酒
主産地は吉林省南部の通化です。長白山の天然山葡萄を使用、クヌギ樽で発酵させることで
高尚・上品な独特の香り、こくがあって調和のとれた口当りを生み出します。
|
 |
狗肉ラーメン
延辺地域だけで販売されています。
一袋１元という安い値段で、中に犬肉エキスの袋が入っています。
臭い消しには胡椒を使っています。
さてお味の方は・・・。
あまり日本人受けするようなものだとは思えませんが、悠久たる
大陸の風情を思い浮かべながら食する分には、それなりに楽しめる味かも知れません。
|
