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[社会] 安図県地震、長白山の火山活動に影響ない

中国地震台で発表した情報によれば、9日午後、安図県内で22分の間隔を置いて震源の深さが1万mに及ぶ3.7級、3.2級 (日本の震度換算で2〜3)の地震が二度発生した。

長白山管理委員会の要人は、該当部門で調べた後、9日に発生した二度の地震は震源が基本的に一致しており、おおよそ 二道白河鎮白河林業局紅石林場と興隆林場の中間であり、居住する人のいない森林地帯であったと明らかにした。

調べによれば、初めに発生した地震は安図県・敦化県中心の住民および二道白河鎮住民のほとんどが明確な揺れを感じたが、 振動は何秒かで終わって、いちはやく過ぎ去り、2度目の地震は基本的に揺れを感じなかったという。

延辺州地震局地震観測処の責任関係者は、今まで巨視的な異常現場報告を受けることはなかったこと、先日、長白山地区と 通化地区に現れた大量の蛇の群れはいずれも人為的なもので、今回の地震とは関係がないと指摘した。

安図県地震部門の要人は、地震が発生した地域は長白山天池から2、30km離れた長白山天池火山区域に属する所だと述べた。 長白山火山観測所・呉所長は、今回の地震は地球の正常な周期反応に属するもので、長白山の火山活動には影響がなく、 当面は大地震も発生しないだろうと述べた。 調べによれば、この地域には1999年から今まで、既に3000回ほどの地震が 起きたと発表された。

長白山管理委員会宣伝部門責任者の孫先生も、今回の地震は長白山に対して何の影響も与えなかったと述べた。

安図県地震部門の要人は、これまでの地震観測経験から分析してみると、今回の地震は破壊性が強くないので、市民は 心配する必要がないと述べた。

地震専門家・孫氏は、安図県で今回発生した地震は、規模は大きくないが、浅源性地震に属するので、同じ等級の地震に 比べて人々が強く感知することが出来たと述べた。 震源の深さが60kmの範囲内の地震を浅源地震という。 浅源地震は 地震総数の72.5%を占め、地震放出量は総放出量の85%を占める。 そのうち、震源の深さが30km以内の地震が多数を占め、 人類に及ぼす影響も非常に大きいという。

(吉林新聞 2010年10月12日)