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[教育] 長白山地域で大型古代祭壇遺跡を発見



最近、長白山付近のある尾根で、規則的に配列された四角形と円型の石積み 8ヶ所が発見された。 専門家たちは考察研究の後、 これは我が国の東北地域の古代民族が長白山にて祭祀を執り行なう時に使った大型祭壇だと認めた。 専門家たちは、 長白山地域で初めて発見されたこの大型祭壇遺跡は、東北の歴史、文化、民族、宗教の研究に重要な意義があると指摘した。

この祭壇遺跡は吉林省撫松県万良鎮付近に位置している。吉林省森林工業グループ泉陽管轄区内にあるこの尾根には、 四角形の石と土で作られた祭壇 6個、円型の石て作られた祭壇 2個、そして古代の井戸一つがあった。 この尾根の頂上は 海抜 900.9mで、長白山との直線距離は 72kmしか離れておらず、晴れた日には長白山の姿を見ることが出来、専門家たちは ここが長白山に祭祀を奉げやすい最も理想的な場所と指摘した。

この祭壇は長春大学のシャーマン文化研究センターの陳景河教授が、長白山文化の研究をしている時に発見したもの。 6個の 四角形の石積みは、尾根にある平地のうち一番高い所に位置しており、各石積みの間の距離は 30mほどだ。 雨風による侵食と 人為的な毀損にのより祭壇がひどく破損されてはいるが、遺跡の跡は非常に明瞭に残っている。 土を利用して石を積んだ姿を かすかではあるが調べることが出来、祭壇は秩序整然と配置されており、いずれも東南方向の長白山を向いていた。 6番目の 四角祭壇から 150m離れた所には、二つの巨大な円型祭壇が 10m間隔で作られていた。 二番目の四角祭壇の近くに倒れている 長い碑石を見つけた。 人工的に製造したことが明らかなこの碑石には、何の字も刻まれていなかった。 二番目の四角祭壇から 90m離れた所で古代井戸が発見された。

専門家たちは、この巨大な祭壇遺跡の発見は長白山地域の大型祭祀文化遺跡の空白を埋めることになり、東北辺境学、 民族学、民俗学、宗教学、人類学などの研究に実証的資料を提供し得るものと認めた。

(吉林新聞 2008年6月27日)