xxxxxxx

	中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト			Search by Google：

［文化］　中国五輪サッカーチームに少数民族の選手たちを起用 朝鮮族・朴成、ウイグル族・買提江が大活躍 ▲朴成（左）と買提江 中国のオリンピックサッカーが、少数民族出身選手の活躍で新しい風を受けている。 朝鮮族出身の朴成(22)とウイグル族出身の買提江(20・山東魯能)がその主人公だ。 朴成と買提江は27日、韓国・蔚山で行われた韓国のオリンピック代表チームとの親善試合にて先発ＭＦとして出て、試合を主導した。 競技は結局、'恐韓症'に打ち勝てない中国の0-1の敗北で終わったが、朴成と買提江はグラウンド中を 走り回り、印象的な活躍を見せた。 この日の競技を観戦した国家代表チームの 徐正源コーチは、"朴成の動きがとりわけ引き立って見えた"として親指を 上に突き出した。 延辺朝鮮族自治州出身の朴成は、早くして母親と死別、苦しい環境でサッカーを始めた、とこの日の競技を取材しに来た 新華社通信記者は説明した。 韓国で働く父親が送ったお金で好きなサッカーを継続することが出来た朴成は、2008年7月の夢にまで見たU20代表チームの ユニフォームを着た。 翌年8月にはオリンピック代表チームに抜擢され、中国サッカーを導く次世代ＭＦ候補群に名前を上げ、 2010広州アジア競技大会では中国代表に選抜されて韓国との16強戦(0-3で敗北)にも出場した。 中国プロサッカー延辺FCで攻撃型ＭＦとして走る朴成は、李章洙監督が先日のアジア競技大会を控えて注意する人物に 挙げたほど中国を代表するＭＦとして新たに出ている。 朝鮮族では高鍾勲、金光柱、李紅軍など3人衆が1990年代の中国国家代表チームで走った後、最近では代表チームに 朝鮮族選手が名をあげたことがなく、朝鮮族は朴成の活躍に期待を一心に集めている。 新彊ウイグル自治区出身の木熱合買提江(20・山東魯能)もやはり中国サッカーに新鮮な血を注いでいる。 買提江はウイグル族出身初のオリンピック代表チーム選手で、この日の評価試合で先発ＭＦとして出場、後半1分に 交替させられるまで朴成と共にミッドフィールドを縫うように走り、韓国の攻撃ルートを遮断する一助となった。 広州アジア競技大会16強戦で韓国に威嚇的なヘディングシュートを飛ばし、肝を冷やさせた買提江は、所属チーム 山東魯能を昨年の中国プロサッカースーパーリーグ優勝に導き、大活躍した。 少数民族出身の選手たちが最近になって中国サッカーで引き立って見えるのは、様々な民族の血が混ざって漢族選手より 身体条件が優れているという理由でなくとも、中国政府の産児政策に関係しているという分析もされている。 過度な人口を減らそうと漢族には'子供を一人に抑えること'を強制したのに対し、少数民族には大きな制限を置かなかったためだ。 先月、プロサッカー済州ユナイテッドと評価戦を行うために日本の沖縄を訪れた朴成華・大連実徳監督は"中国選手たちは 一人で小綺麗に育てられたためなのか、必死にサッカーをしようとする心がけがなくなっており、発展させるのが難しい"と 語ったのは、そのような背景からと見られる。 韓国と共に2012ロンドンオリンピック地域予選2ラウンドに直行した中国オリンピックチームは、6月からアジアに 割り当てられた本戦出場権3.5枚をかけて、韓国・日本・オーストラリアと激しい競争を繰り広げる。 朴成や買提江など少数民族出身の活躍で、新しい転機を迎えた中国オリンピック サッカーが、ロンドン行の最終チケットを 握れるかどうか、注目される。 （黒龍江新聞　２０１１年３月２８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット