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［社会］　延辺朝鮮族の平均寿命は80.58歳 塩分摂取量減り、野菜・海藻類選好にて寿命伸びる 吉林省延辺の朝鮮族の平均寿命が80.58歳と、漢族の平均寿命より2.85年高いことが判明した。 これは最近行われた 吉林省延辺朝鮮族自治州第2回住民健康状況調査で報告されたものだ。 2000年度には延辺での住民健康状況調査の結果、当時、朝鮮族の平均寿命は漢族の平均寿命より1.63年短かった。 当時の分析によれば、朝鮮族では脳血管の発病率が1位を占めており、その主たる原因は朝鮮族が飲酒過量、塩辛い食品の 過剰摂取と密接な関係があった。 延辺愛国衛生運動委員会の関係者によれば、延辺の住民たちの死亡率第1位は脳血管の病気、2位は癌で、この2種類の病気に よる死亡率は病気全体の死亡率の41.43％も占めた。 該当研究によれば、脳血管の病気と癌発生は日常生活での塩分過剰摂取、脂肪質過剰摂取、過度な飲酒、運動不足などの原因と 密接な関係がある。 延辺の今回の調査によれば、この10年間、朝鮮族は塩分、脂肪の摂取量が明確に減少すると共に、飲酒量も大幅に減った反面、 漢族は塩分、脂肪の摂取量が基準値を深刻なまでに超えており、飲酒量は朝鮮族より明確に増えた。 これと関連して、愛国衛生運動委員会の関係者は、朝鮮族がハクサイ、ダイコン、野菜などをそのまま食べるように薦めており、 また、朝鮮族が豆腐、海藻類を好んで食べ、豚肉より牛肉、犬肉、海産物を好んで食べ、運動が好きであることなどは、 平均寿命が伸びた主原因であると解説した。朝鮮族が名節や家族の娯楽会で踊ったり歌を歌うなど楽天的な習慣を養っている こともまた、平均寿命が上がった原因の一つであると関係者は明らかにした。 （黒龍江新聞　ユン・ウンゴル記者　２０１１年３月２１日） Copyright(C) 朝鮮族ネット