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[教育] 韓国語ガイド資格取得の道開ける

韓国語など稀少語種試験の合格率50%に向上

ハルピン市朝鮮族第二中学、市観光局と合作教育契約を締結

国家承認ガイド資格証を発給、全国で就職可能



▲ハルピン市朝鮮族第二中学校・申哲山校長(右側)とハルピン市観光局政策法規処・徐秋華処長が合作教育契約書にサインしている。

ハルピン市朝鮮族第二中学校とハルピン市観光局が韓国語ガイドの養成において力を合わせることになり、 9日午後3時、学校庁舎で合作教育契約を締結した。

契約内容によれば、ハルピン市観光局が専門教師と教材を提供し、学校側が学生募集の責任を負う。

合作教育は初期に朝鮮族を中心に毎年二度、黒龍江省の高校以上の学歴所有者を募集し、4月に初めての授業を開始、 3ヶ月の教育課程を経て、筆記試験と口述試験に合格すれば国家観光局から観光ガイドの資格証を発給し、働き口を 斡旋してくれる。 ガイド資格証の所持者は全国どこででも就職が可能だ。

試験は毎年7月と12月に実施、中学以上の学歴所有者も募集して長期的な教育を受けられるようにする。

ハルピン市観光局政策法規処・徐秋華処長は、“黒龍江省観光局が稀少語種の試験合格率をこれまでの30%から 50%に引き上げることに決め、韓国語も恩恵を受けることになった”と語った。 これはガイド資格の取得基準が 以前より緩くなったという話だ。

現在、全国どこを見ても、国家が認める韓国語ガイドは'垂涎の的'だ。

徐処長は"3年前、山東省を訪れる韓国の観光客は73万人だったのに対して、国家承認の韓国語観光ガイド数は23人 しかいなかった"と語る。 張家界を訪れる人の75%は韓国人なのに比べ、その地の韓国語ガイドも需要を満足 させられずにいるのが実情だ。 昨年、昆明市に立ち寄った韓国人観光客は13万人だったが、現地に国家承認の韓国語 ガイドは11人しかいなかった。

2001年から中国は日本を抜いて韓国人の海外観光の第一の目的地に浮上、韓国が中国の最大顧客源泉国家になった。 しかし、国家承認の韓国語ガイド数は現在までずっと深刻に不足した状態だ。

徐処長は、“現在、ハルピン市を訪れる韓国人観光客は1年に4万人余りで、ロシアの次に多いが、韓国語ガイドは 2人しかいないらしい”としながら“今回の合作は、韓国語ガイド不足の問題を解消出来る大きな契機と考える”と述べた。

ハルピン市朝鮮族第二中学校・申哲山校長は、"今回の合作を通じて朝鮮族の就職への道を広げることが出来、 朝鮮族の職業教育にも一層寄与することが出来、嬉しい"と語った。

(黒龍江新聞 2011年3月11日)
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