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[社会] 貯蓄をしたのに保険になっているとは



銀行で定期預金をしたはずが、どういうわけか《保険になってしまいました》、《定期預金より利子が高いという 銀行関係者の話を信じてお金を預金しました。》

最近、住民たちが銀行預金の際、銀行関係者らのトリックにかかって預金の代わり《保険》に加入させられてしまう 事例が数多く出ている。

ハルピン市の某所を退職した李氏(62歳)は2009年5月、郵政貯蓄銀行へ行って7000元を5年定期預金したが、知らぬ間に 銀行の事業関係者が定期預金を保険に変更させた。

当時発見できないまま家に戻った李氏は、娘が預金した情況を尋ねるとすぐに預金証書を渡した。 だが、娘が受け取った 証書は預金証書でなく太平洋保険公司の保険証書であった。

翌日、李氏の娘が太平洋保険公司を訪ねて行って《銀行でなぜこんな仕事をすることがあり得るのか?》と様々な角度で 交渉したあげく、現金7000元を取り戻した。

ハルピン市の某病院に勤務する金氏(31歳)は、2010年にハルピン市南崗区にある建設銀行にお金を預けに行き、銀行事業関係者の 《トリック》にかかって1万元の保険に加入した。

《1年に1万元ずつ連続5年を預金すれば、1万元の利子を得ることが出来る》という耳よりな話に気持ちが傾き、最終的に1万元で 保険に加入したのだ。

だが、いくら考えてみても騙されたような気がして、再び銀行を訪ねて行って問い詰めた。 これに対して、銀行事業関係者は、 躊躇して事実の情況を確実に話そうとせず、預金したお金を今取り戻せば何千元もの手続費用を払わなければならず、 そうでなければ預金満期になる5年後に取り戻すことが出来るとだけ答えた。

今年に入って既に二度目の銀行準備率引き上げにより、多くの市民が銀行を訪ねて来て財テク商品を選択したり他の定期預金に 変えるようになっている。 この機会を逃さず、銀行でも住民が保険を買うように積極的に広報をしている。

こうした状況について、ハルピン市の某弁護士は、《預金者を誘導して保険に加入するようにさせる行為は、詐欺行為に属する》と 明らかにした。

消費者協会の該当責任者も《私たちの周辺で金融機構の一部の販売員たちが経済利益を追求するあまり、一方的に消費者を 誘導して預金証書を保険証書に変更する事態が頻繁に起こっている》とし、《銀行で保険業務をする際、専門的なカウンターを 設置したり、あるいは保険業務取り扱い区域について明示すること》を建議した。

(吉林新聞 チョン・ミョンジャ記者 2011年3月2日)
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