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［社会］　延吉、今年中に小型公共バスが消滅へ 90年初めに導入され、長年の間、延吉市民の足となって通りや路地を縫うように走った延吉市小型公共バスが 今年末までに歴史の中に消える。 延吉市公共バス公司によれば、延吉市は今年、公共バスの運営モデルを改変し、年末までに全ての小型公共バスの 運行を廃止し、大型公共バスを運行することになる。 これまで、延吉市内の大部分の公共バスは小型公共バスであったが、全て個人が請負って運営するものであった。 このため、小型公共バスが営利のみに目がくらんで、出発時間を遅延してむやみに停車したりお客に不親切であるなど、 少なからぬ問題点が存在している。 また小型公共バスの運行時間が長く、外観上も古い小型バスが多く、出退勤時間には 車体が小さいため特に混雑し、スリなどに隙を与えるなど、数多くの不便や問題が存在している。 延吉市公共バス公司によれば、今年12月31日までに延吉市内のすべての小型公共バスを全面的に廃止すると 同時に、2012年1月1日からは延吉市内で運行される700台余りの公共バスを全て大型公共バスに変更することになる。 現在、延吉市公共バス公司では公共バスの購入と運転手の養成など、来年の大がかりな小型公共バス交換のための 事前準備作業に着手しているという。 調べによれば、来年に新しく交替させられる大型公共バスには、全てGPSが装着されており、管理部門でつねに車両の 運行情況や乗客数、および出発回数を監視、統制することが出来、延吉の公共バスが市民の行き来により一層便利な 交通手段として新たにスタートすることになるものと見られる。 （吉林新聞　２０１１年２月２８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット