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[社会] 朝鮮族サイバー博物館の構築を目指す


▲金森氏

"朝鮮族移住150年の歴史と私たちの民族が成し遂げた各方面の成果を一つにまとめてみるつもりです。"

中国吉林省延吉でインターネットメディアの朝鮮族グローバル ネットワーク(ジョグロメディア:www.zoglo.net)を 運営する金森(46)代表は8日、韓国聯合ニュースと行ったインタビューで朝鮮族サイバー博物館の構築計画を公開して、このように語った。

1880年代から1950年代、貪官汚吏の横暴と食糧難を避け、あるいは抗日運動のために満州(現東北3省)へ 移住した韓民族の定着過程と、彼らが中国の地に残した足跡を サイバー博物館を通じて一目で眺望出来るようにするというのだ。

金代表は既に昨年からこの作業に着手、現在、文学館(www.iwenxue.net)と 歴史館(http://history.zoglo.net)の 構築を完了した状態で、来年下半期までに社会館など4〜5つのカテゴリーに分かれたサイバー博物館の構築を完了する計画だ。

文学館には民族詩人・尹東柱と'朝鮮文学の大物'である抗日運動家・金学鉄など、亡くなった文人たちはもちろん、 金哲(北京)、李相玨(延吉)らの詩人をはじめとする現役作家400人と彼らの作品5千編を掲載した。

歴史館には延辺大学の朴文一前総長と朴昌c名誉教授などの歴史学者たちの抗日運動関連論文を整理して掲載した。

金代表は、このサイバー博物館を通じて、同胞間の交流の幅を広げ、生活困難者の助け合いなど、社会運動も併行するなど、 ソーシャル・メディアとしての役割を強化する方針だ。

朝鮮族サイバー博物館が胎動を控えることになったのは、金代表が2005年に開設した'ジョグロフォーラム'サイトが基礎になった。

朝鮮族が資本論理を追い求め、韓国や中国の大都市へ大挙して集まって行く時点に合わせて開設されたこのサイトに、同胞たちが 大きな関心を見せたことが、現在のジョグロメディアを誕生させた。その影響力を土台に、サイバー博物館の構築に出ることに なったという説明だ。

ジョグロメディアは昨年5月、中国国務院新聞弁公室傘下の五洲電波センターが運営する対外広報サイト'看中国網'の友情サイトに 選ばれたのに続き、延辺自治州宣伝部と延辺新聞出版局によって、'延辺10大インターネットサイト'に選ばれた。 また、吉林省 新聞出版局からインターネット出版権を与えられた延辺唯一の民間メディアとして、黒龍江新聞サイトと提携 してブログを共同運営している。

吉林省延辺朝鮮族自治州・和龍出身の金代表は、'中国の10大名門大'として知られる吉林大学新聞学科を卒業した後、延辺日報に 入社、30代半ばにて編集局長を担当し、延辺自治州政府党委員会宣伝部新聞出版処長と同胞文壇の権威紙である月刊延辺文学の社長など、 高位職を歴任した。 金代表はこの日、朝鮮族同胞のアイデンティティ高揚と世界の韓国人社会との交流に寄与した功労により、鄭暁権在中国韓国人会長、 河ヨンファ・ニューヨーク韓国人会長、金ウジェ・ワールドオクタ理事長、朴ジョンボム・オーストリア韓国人会長と共に週刊誌 ワールド コリアンから'2010ワールド コリアン大賞'を授与された。

(黒龍江新聞 2011年2月9日)
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