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[経済] 琿春の石炭、北朝鮮・羅津を経て上海に到着

国内貿易貨物、多国籍輸送初の貨物申告通関



琿春鉱業グループで生産した1万 7000トンの石炭を積んだ中国初の国内貿易貨物海外輸送貨物船の'金博号'1万トン 汽船が1月11日10時30分、北朝鮮の羅津港を出港、14日午後、上海・浦東港に無事到着した。

延辺州人大代表の琿春税関・陳鴻罡税関長によれば11日午後、'金博号'が北朝鮮・羅津港を出港、3日間の航行を 経て14日午後、上海・浦東港に到着した。

今回の石炭は全て琿春鉱業グループで採掘し、昨年12月7日から石炭を次々に琿春・圏河通商口を経て羅津港に運送した。 一ヶ月間の陸路運送を完了した後、今年1月6日15時、積載量2万 1000トンの中国海運グループ'金博号'専用船を利用して 北朝鮮・羅津港1号埠頭に停泊、7日に船積みして11日午前に出港した。

吉林省東南部に位置する琿春市は、中国、北朝鮮、ロシアの3国境界地帯にあり、石炭資源が豊富で吉林省一位を占める。 すでに確認した地質埋蔵量だけでも7億 8680万トンで、潜在埋蔵量は12億トン、採掘可能な埋蔵量は省全体の40%以上を占める。

過去、琿春で生産された石炭は主に鉄道を利用したり、あるいはまず遼寧省・営口港まで運送した後、さらに海上を経て 南方へ輸送していたが、物流費用がかさむだけでなく、運送船も経常的に過負荷がかかるため、需要者の要求を満足させる ことが出来なかった。

しかし北朝鮮・羅津港を利用して石炭を南方に運送すれば、物流費用を節減するのはもちろん、時間も短縮させることが出来、 また需要者の要求を満足させることが出来るだけでなく、石炭が積みっ放しになることも防ぐことが出来るようになった。 また、石炭生産が販売を超過した南方沿海各省の問題を効果的に解決することにより、時間がより一層短く路程がより一層近く、 輸送原価がより一層低くなった。

''今回の通路の開通は、石炭問題を解決しただけでなく、一本の新しい海上通路を開通させ、吉林省周辺の地域全てから この通路を利用して貨物を南方各省へ輸送することが出来るようになったが、これは一つの経済成長点を形成することになる''と、 税関事務室の関係者は紹介した。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2011年1月17日)
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