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[経済] 在韓朝鮮族の強固な経済的基盤'信用互助'

在韓朝鮮族連合会、同胞の基金集めて設立、10億ウォン突破

韓国に居住する朝鮮族(中国同胞)たちが経済的に苦しい時に大きな力になるものがある。 在韓朝鮮族連帯会議'信用互助部'が 運営する基金だ。

3日、在韓朝鮮族連合会によれば、信用互助部が設立されたのは2006年。 中国同胞のための特例雇用許可制である訪問就業制が 導入される以前で、少なからぬ中国同胞が入国ブローカーたちに'多額の資金'を払って韓国に入って来た時であった。

その時期、ある中国同胞がブローカーに渡すお金を用意出来ず、在韓朝鮮族連合会を訪ね、連帯会議の役員たちがその同胞の 気の毒な事情を聞き、少しづつお金を集めてその同胞に貸した。

以後、1、2人と連合会を訪れ、必要なお金を求めて来るようになり、同胞社会で噂が立ち、急場の資金が必要な中国同胞たちが 連合会に集まるまでになった。 連合会はどんぶり勘定式で金を貸すのは限界があると判断、連合会内に信用互助部を設置し、 '持てる'同胞たちが'持たざる'人々を組織的に助け合うことに決めた。

信用互助部の運営原理は簡単だ。 連合会の会員中、経済的に余裕ある者が資金を出し、お金が必要な者がこの金を借りる。 連合会は両者を連係してくれる。 貸出金利は月2%だ。 基金造成のためにお金を徴収した者に1.5%の利子を支給し、残り0.5%は 連合会が手数料として受け取る。

それでも誰にでも金を貸すわけではない。 まず、貸出を希望する者は、連合会会員でなければならない。 そして保証人2人を 立てなければならず、保証人は連合会の会員中、信用互助部基金にお金を初出した者でなければならない。

1人当りの貸出限度は500万ウォンだ。 特別な事情がある者にはそれ以上の貸出をするが、そのような場合、保証人をさらに多く 立てなければならない。 このように厳格に貸出規定を用意したおかげで、4年を越える期間、'お金を踏み倒されたことは一度も なかったという。 さらに保証人が代わりに払ったこともなかった。

在韓朝鮮族連合会のユ・ボンスン会長は"信用互助部の基金は中国同胞が韓国で血と汗で稼いだ金なので、僅かな誤差も あってはならない"として、"中国同胞たちがお金をいつまでに返すと決めれば、必ずその期間にお金を全額償還した"と語った。

信用互助部は、開始当時から中国同胞の間で好評を得たものではなかった。 連合会の役員たちが中国同胞を尋ね歩き、 基金の拠出に参加してほしいとお願いする時、詐欺師やマルチ商法としばしば誤解されたという。

しかし、役員たちが自費を入れて仕事をしながら拠出したお金に対してきちんと利子を支給するとと、まもなく同胞社会で信用を 得ることになった。 これに伴い、2008年末に3億ウォンだった信用互助部の基金が昨年末には10億ウォンへと急速に増えた。 連合会は今年、30億ウォン達成を目標にしている。

ユ会長は"ここまでの過程が大変だったからか、一定の線に到達すれば基金が想像以上に大きく増えた"として"基金にお金を 入れた人がさらに入れて、また周辺に広報してくれて、基金が増加する速度はさらに早くなるだろう"と予想する。

連合会の究極的な目標は、在日同胞たちが新韓銀行を設立したように、中国同胞のための金融会社を設立することだ。

ユ会長は"韓国に中国同胞が40万人。 一点の花火が広大な野原を焼くように、銀行設立も実現不可能なものではないだろう"と しながら、"私たちは何も知らないおばさん、おじさんたちに過ぎないが、多くの人が参加すればその夢を叶えることが出来る だろう"と語った。/聯合ニュース

(黒龍江新聞 2011年1月5日)
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