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[社会] 祝福と激励の辛卯年の日の出



2011年辛卯年の初日を昇る太陽とともに始め、昇る太陽を見て新年の願いを祈り、心を確かめる人々が増え、 日の出観光が一つの文化として位置付けられている。

2010年最終日に降った雪のため、新年初日の明け方の天気は厳しかったが、朝5.30頃、延吉帽児山駐車場にはすでに 闇を抜けて集まって来た車で一杯だった。 木立と道沿いに積もった雪とは異なり、登山道は日の出を求めて眠気を 堪えて来た人々の足跡により、鮮明に尾根へと伸びていた。 ザクッザクッと先になったり後になったりする足音と <<ヤッホー>>という声が山の上から山の向こうから聞こえてきて闇に浸った帽児山を目覚めさせてくれる。

山頂には500人余りに及ぶ人々が日の出を待っていた。

<<新年明けましておめでとうございます>>

<<新年にはお金をたくさん儲けて下さい>>

祝福の声が頂上で暖かく行き来し、刃のような寒さを溶かしてくれていた。



<<新年こんにちは。 延吉こんにちは>>と叫ぶ観光チームもあった。 日の出を見物するために広東省から来たという彼らは、 大切な瞬間を写真に収めるためにわいわいと騒ぎ立てたが、彼らの姿も本当に見栄えが良かった。

毎年日の出を一緒に見ながら企業の団結と発展を確かめ、家庭の福を賛えながら新年を迎えている成宝百貨店の人々は、 辛卯年の今日も集まって山頂の主体を成していた。

<<健康にお過ごし下さい>> <<お幸せに>>

今日も高齢の成宝グループ・鄭永彩会長が頂上に上り、職員たちや傍の人々に祝福と激励の挨拶をいちいち伝えながら 力強い姿を見せていた。 新年初日に山頂に登り、企業精神を再確認する成宝の人々の姿もまた、辛卯年の日の出の新しい 風景に違いなかった。

曇りの天気のため7時を過ぎても日は見られなかった。 昇る太陽を見ることが出来ず残念がる姿も。 しかし他の人々を 祝福し新年の幸せを祈り、激しく大声で叫びながら自身を確かめて下山する人々の姿もまた、非常に明るくて凛々しかった。

辛卯年の日の出の日は見ることが出来なかったが、彼らは新年初日の気持ちの中にあまりにも大きな太陽を抱いて力強い 新年をすでに始めていた。

(吉林新聞 2011年1月1日)
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