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［文化］　朝鮮族近現代史文物を寄贈献納することに関する発起文 州全体の各機関、団体、企業所事業単位幹部と役職員、広範な人民の皆様へ： 歴史文物は一つの民族の発展変遷史を刻印した永遠の記憶であり、一つの民族の精神世界を結集した物質的担体であり、 民族の品位とイメージを誇示する文化的宝物である。 150年余りの間、中国朝鮮族を主体とする延辺朝鮮族は、延辺地域を除くその他の兄弟民族たちと共に勤勉で賢明な両手で 様々な風霜苦難に会いながらも、荒れ地を開墾し、中国の改革開放と延辺の開発と建設のために熱心に汗を流しながら 大いなる寄与をして来た。 特に、波瀾万丈たる中国近現代史で、中国共産党の指導の下、延辺朝鮮族は反帝反封建、反官僚主義闘争の中に、積極的に 走って行き、生と死を行き来しつつ抗日戦争、解放戦争に裸足で出て、莫大な民族的犠牲の代価を払った。 かくして新しい中国の創建のために不朽の功績をたて、自分たちの不屈の意志と大いなる勢いで前進する英雄的気概により、 感動的な歴史の場を構成、同時に後世の人々が記念し思慕し、懐抱を分かち合うことが出来る歴史文物を数多く残してくれた。 これらのあらゆるものは、中国朝鮮族の大切な精神的富である。 歴史文物は私たちが歴史遺物主義を直観的に蘇生させ、そしてイメージ的に習うことができる教科書だ。 およそ、現代朝鮮族の 多くの歴史文物、特に抗日戦争、解放戦争時期の歴史文物は、延辺の革命伝統教養観を発展させる重要な資源であり、州全体の 青少年に愛国主義教養を植えつける非常に大切な教科書であり、また、延辺朝鮮族の歴史文化、民族精神を展示し、 延辺朝鮮族革命闘争史を深く理解することができる重要な窓口だ。 最近数年間、延辺州の文物部門で朝鮮族の文物収集と保護のための措置を強化したが、様々な原因、特に社会の発展、 時代の変遷と共に多くの固有の朝鮮族文物が順次流失したり消失しながら、延辺州の文物収集応募事業に莫大な損失を及ぼした。 このような文物を生かし保護することが急務となっている。 現在、一部の単位、家庭、個人は相変らず過去の一時の歴史を 記録することが出来る歴史文物を保有しており、甚だしくは陽の目を見る機会まで失い、人々や社会によく知られぬまま 放置されている。 これは大変遺憾なことだ。 歴史を明記してこそ未来をさらに切り開くことができる。 このためには、私たちはまもなく迎える ことになる党創建90周年、辛亥革命100周年記念、自治州創建60周年に際し、州党委宣伝部、州文化局、州書類局、 州党委党史研究室、州民政局で共同で発議書を公開した。 朝鮮族の近現代歴史文物を生かし保護するため、全社会の単位、家庭、個人たちが所蔵している実物、資料、特に抗日戦争、 解放戦争に参加した栄誉除隊軍人の家庭で所蔵している勲章、賞牌、書簡、写真などを州博物館に寄贈献納することを訴えたい。 州博物館では一つ一つ登録、所蔵、展示し、歴史資料的価値がある所蔵品に対しては、州書類局で所蔵する。(寄贈献納連絡部門： 州博物館近現代部、連絡電話：5088553) 朝鮮族の歴史文物を寄贈献納することは、党と国家を熱愛し、故郷を愛する重要な体現であり、"愛国寄与、開拓革新"の 延辺精神を高揚する重要な体現である。 文物を生かし保護することは、歴史に対する責任であり、民族に対する責任であり、 時代に対する責任だ。 責任の前に、私たちが率先して出ることは拒むことが出来ない責任だ。 寄贈献納者などの惜しみない貢献精神は、永遠に長く輝くことになるだろう。 朝鮮族の近現代史文物の寄贈と献納、保護と 展示は必ずや州全体の各民族人民の愛国の情熱を呼び起こし、民族結集力を増強させるであろうし、州全体の各民族人民が 繁栄し裕福で文明的で調和がとれた新しい延辺を建設するよう、奮闘努力させ鼓舞するだろう。 州党委宣伝部・州文化局・州書類局・州党委党史研究室・州民政局　2010年12月15日 （延辺日報　２０１０年１２月１７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット