［社会］ ぼったくりタクシー料金現象、相変わらず
延吉市を文明都市に育てようという政府側の努力にもかかわらず、まだ一部のタクシー運転手が内外のお客に
法外な料金を請求しており、延吉市のイメージにダメージを与えている。
先日、州内某大学に在学中の学生・崔さん(24歳)は、仕事のために延吉に来る韓国某大学の教授を出迎えに延吉空港に
出て行った。 仁川−延吉行の飛行機が延吉空港に着陸すると、すぐに崔さんは韓国の教授を出迎えてタクシーを拾い、
成宝ホテルへ向かった。 タクシーが出発してからすぐに、タクシー運転手は助手席に座った崔さんに、ひょっとして
某旅行社のガイドではないのかと尋ねた。 崔さんは延辺の大学の学生だと明確に答えたが、タクシー運転手は半信半疑の
表情であった。 成宝ホテルに到着すると、すぐにタクシー運転手は料金100元を要求した。 料金メーターには29元と
出ていたのに、なぜ100元も要求するのかと反発すると、すぐにタクシー運転手は"100元もらえば君にも一定の報酬を
与えるのに、ガイドがなぜそんなに口やかましいのか"などと、逆ギレする有様。 崔さんは、自分は学生であり、共に
乗ったお客さんは韓国某大学の教授であると再三説明したが、タクシー運転手はどうしても100元でなければならないと
言い張った。 二人がタクシー料金のために半時間余り言い争いを続けると、これを見守っていた韓国の教授はこれ以上
時間を浪費せず、要求されたとおりに払おうと、本人の財布を取り出してタクシー料金を支払おうとした。
崔さんは"文明都市を建設するという延吉市で、一人のタクシー運転手が外国人のお客だからといってぼったくりを
するのを見て、本当に顔が赤くなるほど恥ずかしかった"としてその時を振り返った。
この日、崔さんが30元だけ払ってタクシーから降りると、すぐにタクシー運転手は彼らの後から、
普段なら口に出来ないはずのあらゆる悪口雑言を浴びせたという。 延吉空港に出入りするタクシーがお客に
法外な料金を要求したのはこの時だけでない。 過去にも似たような事が多かったが、そのために何人かのタクシー運転手は
1000元から何千元もの罰金を受けたこともあった。 ところが、一部のタクシー運転手はまだ韓国や日本などの外国からの
お客を乗せることになれば、法外な料金を要求している。 延辺を訪れる外国の商工人や観光客に、延辺の土を踏む
初めての瞬間から失望や無念念を抱かせ、首府都市・延吉のイメージを壊すこのような行為は、どのように厳しく
取り締まっても厳しい過ぎることはないだろう。 該当部門の確実な対策と厳しい取り締まりが必要な時だ。
（延辺日報 チェ・ヨンソプ記者 ２０１０年１２月１３日）
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