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[文化] 朝鮮族農楽舞の継承・保護・発展に注目


▲中央TV取材を受けている金明春氏

東北3省で唯一"人類無形文化財代表作名録"に収録されている中国朝鮮族農楽舞は、ますます大衆の好評を 受けると同時に農楽舞の継承、保護、発展もやはり人々の注目を集めている。

この問題について、11月18日、中央テレビ第7チャンネル'郷村'の番組製作スタッフが汪清を訪ね、農楽舞継承者の 金明春氏を取材した。

現在、汪清県無形文化財保護センターの主任、汪清県農楽芸術団団長として活躍している金明春氏は、2008年、 文化部から"国家無形文化財中国朝鮮族農楽舞第4代継承人"に指定された。

製作スタッフの取材を受けた時、彼はまず農楽舞、サンモ踊りの表現形式などについて説明しながら、男たちが回す サンモの長さは20m、サンモの種類には長いサンモ、中サンモ、短いサンモなど7種類があると詳細に紹介した。

農楽舞の継承と保護の情況について、金明春団長は"近年、汪清県では農楽舞に対する保護と継承を強化し、農楽舞の発源地、 保護、芸術創造、表現形式などについて専門的に整理し、大量の人材、物力、財力を投じて農楽舞の芸術創造と形式を深く 発掘している"と語った。

金団長は"現在、汪清県には農楽舞表現を主とする'汪清県農楽舞芸術団'が設立され、満天星風景区の百草溝鎮綿田村に 農楽舞表現を主とする'民族生態文化村'遊覧プロジェクトと敷地面積2000平米の農楽舞講習基地を建設したと同時に、 学校、幼稚園、企業事業単位、地域社会と民間芸術団体に17ヶ所の農楽舞(サンモ踊り)講習基地を設立した"と語った。

金団長は"現在、汪清県では70〜80歳の年配の方から4〜5歳の子供に至るまで、誰もがサンモを回すことが出来る。 何年間もの努力を経て、汪清県では農楽舞保護体系を形成しただけでなく、農楽舞を主とした文化産業の基礎もしっかり 磨いた"と紹介した。

(黒龍江新聞 2010年11月26日)
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