xxxxxxx
朝鮮族ネット 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[社会] 訪問就業制度で朝鮮族の離婚率'急減'

無縁故同胞たちが韓国内で就職出来るようにした訪問就業制の導入以後、朝鮮族の離婚率が急速に減少したことが分かった。

改革開放以後、中国の離婚率が急増しているのに対して、延辺朝鮮族自治州の離婚率は2006年から大きく減少したと 延辺TVが17日報道した。

延辺TVは延吉市婚姻登記処の統計を引用、2004年と2005年には毎年2400組ほどの朝鮮族が離婚したが、2006年から昨年までの 朝鮮族離婚件数は、年平均1800件余りに過ぎなかったと伝えた。 これは2004年、2005年に比べて25%減少したことになる。

延吉市は、朝鮮族の離婚率減少の理由を、韓国の訪問就業制施行にあるとしている。 訪問就業制は、中国やソ連などに 居住する満25歳以上の国内無縁故同胞たちが一定期間韓国内に留まって就業出来るようにした制度で、2006年に導入された。

延吉市婚姻登記処・朴蓮花主任は、"韓国に行きにくかった時期には、韓国人と偽装結婚するために離婚する朝鮮族が多かったが、 訪問就業制の施行で韓国行きが容易になり、偽装結婚する必要がなくなり、離婚率も減少した"としている。

韓国法務部は、韓国語試験に合格した同胞に限って抽選を通じて訪問就業ビザを発給する現行制度を改善、2012年からは 韓国語試験なしで抽選と面接だけでビザ発給対象を選定することにするなど、同胞たちに門戸を拡大している。

(黒龍江新聞 2010年11月18日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット