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[社会] 韓国、中国不法労働者8万474人、全体の46.2%



中国経済の目覚しい成長で、中国人の収入が増加、海外旅行に出る中国人旅行客数も継続して増えている。

日本や韓国など、ビザ発給が容易な国々を対象に、海外観光という美名の下、不法滞留をしようとする 中国人も着実に増加している。

2010年6月末まで、韓国に不法滞留している中国人の数は総計8万 474人で、不法労働者全体の46.2%であることが 明らかになった。 最近、中国人旅行客の無断離脱事件で中国人旅行客に対する各国政府の警戒が激しくなっており、 中国国内でも国家イメージを失墜させたとして非難する世論が生成されていると中国新聞ネットが21日報道した。

44人の中国人旅行客による無断離脱事件

17日、豪華遊覧船に乗って済州島に到着した44人の中国人旅行客が無断で離脱した。 44人の中国人旅行客のうち、12人が 警察に引き渡された状態で、そのうち11人は20日、国内へ移送され、警察の調査を受けている。

先日、離脱を敢行した44人の中国人旅行客のうちの一人である楊氏が、光州で警察に捕まった。 警察は楊氏が17日、 イタリアの遊覧船コスタークラシカ(Costa Classica)に乗って済州島に到着した後、旅客船に乗って光州へ行った事実を 確認、19日夕方、光州で彼と彼を助けた中国人二人を検挙したと発表した。 この3人は済州へ送られ、現在調査が 進行中だ。 44人の離脱者のうち、32人の行方はまだ不明の状態だ。

離脱者の大部分は済州島がノービザ地域であることを狙い、船舶を通じて韓国へ入国したもの。 飛行機に乗ると 複雑な書類手順を踏むことになり、本国へ召還される可能性が大きいため、遊覧船や旅客船をしばしば利用すると消息筋は 伝えた。 韓国政府はこうした状況の再発を防ぐため、現在、制度的措置を準備中だ。

中国人の不法労働者8万人以上

韓国側の資料によれば、韓国に滞在中の不法滞留外国人のうち、中国人の数が最も多いという。 聯合通信によれば、 2010年6月末まで韓国に滞在中の不法労働者は総計17万 4千人余りで、中国人が8万 474人と最も多く、続いてベトナム、 タイ、モンゴル、フィリピンなどとなっている。

韓国に就職する不法滞留労働者が警察に検挙されると、最高3000万ウォン(17万 7000元)の罰金が賦課され、本国へ 送還措置され、不法滞留労働者を雇用した事業主もやはり多くの罰金が賦課される。

韓国政府はこの問題を解決するため、毎年一定期間の間、韓国に居住中の不法滞留者を対象に自発的申告制を導入した。 自首すれば免責の対象になり、短期居留ビザがもらえる。 警察は不法労働者たちは危険や犯罪に巻き込まれた時、 相応する支援を受けることが出来ないとし、懸念を表明した。

(黒龍江新聞 2010年10月22日)
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