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[経済] 北朝鮮の情勢変化で丹東の不動産価格が'急騰'

中国人向け朝鮮語個人レッスンが繁盛


▲中朝貿易通路の丹東に位置する鴨緑江鉄橋

北朝鮮で金正恩が公式に登場して以後、北朝鮮と隣接した国境都市・丹東市の不動産市場が活性化している。

北朝鮮情勢が最近大きく変化を見せる中、'不動産投資'および'朝鮮話学習'のブームが起きているのだ。

丹東で北朝鮮と貿易業をしている朝鮮族A氏は、15日、"最近、北朝鮮を訪問した中国の貿易業者などの間で、'近い将来、 北朝鮮が新義州を開放するだろう'という噂が広がっている"としながら、"今、丹東にはアパートおよび商店街の売買価格が 急騰しており、朝鮮語を習おうとする人も増加している"と語った。

丹東ではこの3〜4年間、平均して不動産相場が足踏み状態だった。 しかし今年初めから金正恩が後継者に内定したという 情報が広がり、韓国城、東方明珠、太陽大厦など丹東の高級アパートは昨年夏と比較して10%以上ずつ価格が上昇したと伝えられる。

特に2009年、温家宝総理の北朝鮮訪問の過程で、中朝間で合意した'第二鴨緑江大橋'が出来る浪頭港地域に建設中のアパートは、 5月に1平米当たり2000元ほどだった分譲価格が10月以後は3200元まで上がった。

A氏によれば、丹東の不動産ブームを起こしている'主役'は、中国東北内陸地方の朝鮮族たちだという。

彼は"丹東は夏がすがすがしく、冬が暖かい地理的な利点だけでなく、新義州開放という特需まで享受することが出来、 朝鮮族の間で最適の投資対象として急浮上している"と語った。

新義州開放に対する期待は"朝鮮語を習おう"という新たな流行にも続いている。

丹東L大学に通っている王氏(21歳)は、"中国の大学生たちも'韓国語'と'朝鮮語'が互いに異なるということを知っている"と しながら"今までは韓流の影響で韓国語が流行だったが、最近では朝鮮語を習おうとする学生たちも大きく増えた"と言う。

現在、丹東に滞在中の北朝鮮人は留学生を含む3〜4千人規模と推定される。 このうちの一部は、中国の大学生たちとお互いの 母国語を教える個人スタディミーティングを持ったり、1時間当り5〜10元をもらって朝鮮語を個人指導するバイトをしたりしている。

(黒龍江新聞 2010年10月16日)
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