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[社会] 強盗に急変した“白衣の天使”

17日9時頃、誰かが延吉市園校小区域に住む金ばあさん(82歳)の門を叩いた。 一人で家にいたおばあさんがドアを あけると、すぐに衛生服姿に往診カバンを持ったおよそ40代の男が“私は延吉市のある病院の医師です。単位からの派遣を 受けて義務診察に来ました”と、非常に礼儀正しく話して家に入ってきた。 そして聴診器を耳にかけ、老人を"診察"と いいながら“おばあさん一人で家にいらっしゃいますか?”と、おもむろに尋ねた。金ばあさんが“息子と嫁は二人とも出勤したが 夕方に帰ってくる”と言うと、“白衣の天使”はいちはやく外に出て行った。

10分ほど後、また門を叩く音がして金ばあさんがドアをあけたところ、ついさっき来た“白衣の天使”がもう一人の男を連れて 押し入って来た。彼らは門を固く閉めた後、一人はおばあさんを寝床に押さえ付け、他の一人は引出しを片っ端から引き出した。 しばらくしてベッドの側の箱から500元を見つけた彼らは、そのまま遁走した。

突然被害にあったおばあさんはとても驚き、心臓病が再発したが、幸い隣の助けで病院に行き、応急治療を受けてやっと鎮静化する ことが出来た。

24日、園航小区域に住む張ばあさん(77歳)も同じような目にあった。“白衣の天使”は義務診察に来たとし、張ばあさんを信用 させた後、健康診断をするふりをしておばあさんが一人であるということを知ると、突然凶悪な本性を剥き出しにして強盗に 急変、10グラム以上になる金の指輪を強奪していった。

一部の市民の報告によれば、最近、一部の無頼漢は“白衣の天使”、“水道工事関係者”、“液化ガス検査関係者”等を装って 老人たちが一人でいる家に入り、金品を強奪するなどの強盗行為を繰り広げているという。

警察は、年齢の高い老人たちは、犯罪容疑者の人相・着衣を正確に把握出来ないため、事件の解明が難しいとしながら、一人で 家にいる老人たちは、絶対に身分の不明な人に門を開けてやってはならないと助言した。

(延辺日報 リ・チョルオク記者 2010年9月25日)
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