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[文化] 《中国朝鮮族百年部落》正式に対外開放

107年になる家屋を復元、観光部落を建設


▲中国朝鮮族百年部落の全景

9月16日、図們市月晴鎮白龍村の《中国朝鮮族百年部落》が正式に対外開放された。

調べによれば、《百年部落》は月晴鎮から10km離れている白龍村に建設されたが、107年前の朝鮮族伝統家屋を復元し、 その周囲に風格と用途が互いに異なる朝鮮族伝統家屋13軒を建設、遊覧客に提供している。

高く聳え立った瓦の家と黄色い稲わらをのせた藁葺きの家がお互い似合った朝鮮族伝統家屋による百年部落は、 清新でどことなく奥ゆかしく、原始的な真実味をプレゼントしている。

部落に入ると、随所に牛車、井戸の滑車、器、壷など農耕器具や文物を見られるだけなく、餅、スンデ、茶など朝鮮族特色の 食べ物を味わうことが出来、農耕生活を体験し民俗表現を観覧することが出来る。



《百年部落》の13軒の家屋のうち面積が最も大きく、朝鮮族建築の特色が最も鮮明で外観が最も引き立って見える家屋は、 百年前に朝鮮移民・朴如根という商人が3年間をかけて1893年に竣工したもの。 土木と瓦の構造によるこの家屋は釘一本も 打ち込まず、原始的な道具である手斧や斧などを使って家を建てた。 家を作るのに必要な木材は長白山の良質な原木を筏で 運んで来たもので、瓦は朝鮮から船を利用して運んで来たものといわれる。

紹介によれば、この家屋の主人はこの家で50年暮らし、家族は5人であったという。 子供のうちには双子もいたという。 解放後、住宅の主人が日本に渡って行き、しばらく家屋が空いていたが、土地改革の時期に当地の政府が村民に分配してくれた。 元の主人の子孫たちは、現在、韓国に住んでいるという。

(吉林新聞 2010年9月20日)
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