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[経済] 白城市-韓国の唐辛子供給基地に急浮上

東北最大の唐辛子生産企業-金塔グループ


▲金塔グループの楊茂義理事長兼総経理

吉林省西部に位置する白城市は、この10年ほど、唐辛子の栽培面積を継続的に拡大し、中国東北最大の 唐辛子生産基地として、中国でも屈指の唐辛子生産基地に浮上している。

白城市は西側が内モンゴル自治区と隣接している関係上、食べ物の習慣もモンゴル族と似ており、辛い 食べ物を好む人が少なかった。 だが、およそ10年の間に当地の食べ物の習慣も順次、辛い食べ物を好むようになり、 当地の唐辛子農家も唐辛子の栽培面積を継続的に増加させ、大部分を韓国に輸出している。

これは《東北の唐辛子王》と呼ばれる吉林金塔グループの理事長兼総経理を担当している楊茂義(43歳、モンゴル族)の 功労と切り離すことは出来ない。

楊茂義は白城市傘下の県級市の洮南市で郷長、郷党委書記を歴任、2001年に34歳で洮南市市長助理職を 辞職して創業、金塔グループを創設した。

金塔グループは9年間の成長を経て、唐辛子の栽培、買い入れ、加工、販売、科学研究を一体化した、 傘下に7つの子会社を持つ洮南市、白城市で屈指の企業に成長、東北で最大の唐辛子製品企業に成長し、 白城市を大型の唐辛子生産基地に浮上させている。

金塔グループは、白城市の様々な県、市を中心に、吉林、黒龍江、遼寧、内モンゴルなど4省、区の18県(市)、 区の 3万 5000世帯の唐辛子農家、15万畝の専業栽培基地に《金塔》ブランドの唐辛子を普及させた。

金塔グループは韓国、日本、スペイン、ドイツ、東南アジアなどの国や地区の東西南北で普遍的に歓迎される 唐辛子製品の《金塔》ブランドの唐辛子を輸出している。 その中でも韓国に絶対的大部分の量を輸出している。


▲労働者たちが冷凍貯蔵する唐辛子を洗って整えている。

金塔グループは《金塔》ブランドの唐辛子の種/苗、乾燥/冷凍唐辛子、唐辛子粉、調味粉、唐辛子顆粒、唐辛子食品、 唐辛子アルカリおよび唐辛子赤色素などの系列製品を生産している。

会社の毎年の唐辛子製品総合生産加工量は5万トンに達し、そのうちコチュジャン系列食品の毎年の生産量も1万トンに 達する。 2002年から2009年まで、金塔グループでは累計で3.5万トンの冷凍唐辛子を輸出した。

そして吉林省(前任)省長・韓長賦から《小さな唐辛子で大きな産業を成し遂げた》という評価まで受けた、

金塔グループはここ何年間か、優良ブランド唐辛子栽培基地規模、唐辛子粉生産量、冷凍唐辛子輸出量、唐辛子赤色素 一日生産量などの面で4つの全国一位を維持している。

2010年に入り、中国の主要な唐辛子産地の新彊の南彊と北彊、内モンゴル、甘粛、山東、遼寧などが気候の影響により 生産量が大幅に減少し、吉林省東部と中部も豪雨被害で生産量が随分と減少した。

白城市も今年、唐辛子の栽培面積が多少減少はしたものの、気候の影響はさほど受けず、唐辛子の品質も 従来よりさらに良くなり、全体的な生産量に大きな影響はないという。


▲金塔グループの生産現場を見て回っている韓国・世宗K&C株式会社の金K教社長(左)

9月初めから唐辛子農家が唐辛子の収穫を始め、金塔グループでも唐辛子の買い入れに忙しい。

今年も金塔グループでは、会社生産量の絶対的大部分の1万トンほどの冷凍唐辛子、乾燥唐辛子、コチュジャン半製品などの 様々な唐辛子製品を韓国に輸出する。

現在の資産2億元余り、年間生産額1.5億元、年間販売額が1.2億元に達する大型民営企業として成長した金塔グループは、 中国屈指の韓国唐辛子供給基地、中国屈指の唐辛子生産基地としての座を強固に守っている。

(吉林新聞 2010年9月10日)
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