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[社会] 韓国C-3入国者、55歳以上のみ農漁村研修を許可

8月30日、韓国法務部外国人政策広報サイトのハイコリアは、《 C-3入国電算抽選待機者の技術研修関連》 公示事項で《 9月6日から農畜産漁業1次産業研修は55歳以上のみ可能とする》という但し書き条項が追加された C-3入国者段階別滞留資格案内文を公示した。

これについて、韓国の中国同胞タウン新聞は、《7月12日から施行されたC-3入国者段階別滞留変更のための研修制度が 管理という名分の下に厳しく進められている中、今度は55歳以上の者のみ農畜産漁業研修が可能という政策変化により、 該当する同胞たちだけでなく各農漁村の事業場も大きな混沌に陥った 》と伝えた。

C-3入国者段階別滞留資格変更制度の導入後、韓国の数多くの農漁村は、人材難解消に大いに役に立った。 一般研修(D-4)生を 受け入れてから6ヶ月間は安心して人材を活用することが出来るためだ。 ところが問題は、中国同胞が産業技術研修よりも 農漁村研修をずっと多く選択していることだ。その理由は、農漁村研修はその特性上、仕事をしながら研修課程を踏むものであり、 別途の滞留資格外の活動許可は必要ないという便利な点と、6ヶ月経過すれば訪問就職(H-2)滞留資格に変更して業種を自由に 変更することが出来るためだ。

一方、産業技術研修課程は6ヶ月以上自費で技術学院に通わなければならず、仕事をするためには滞留資格外活動許可を 受けなければならないという難しい手続が伴う。

そして農村出身の朝鮮族の場合、試験に対する負担も大きい。 6ヶ月後に資格証を取得出来なければ1年間学院に 通わなければならないので、簡単に考えても農村で6ヶ月苦労するほうが良いという気がするためだ。

中国同胞タウン新聞は、《韓国法務部の今回の制度改変に対して、朝鮮族同胞の不満の声が大きい。 産業技術研修課程自体の 限界と問題点を政府次元で改善しようとせず、農漁村研修は55歳以上のみ可能という物理的方案を導入して無理に産業技術研修に 追い込もうとしている印象を与えているためだ》と分析した。

これにより、C-3ビザを通じて韓国行を考慮し、また韓国入国後に産業技術研修でなく農漁村研修を計画している55歳未満の 訪問就業制待機者たちは、上述の政策に対する冷静な対応が望まれる。

(吉林新聞 2010年9月9日)
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