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［経済］　琿春市とロシア沿海州、消費者権益保護協力システムを設立 中露地区間の消費者の合法的権益保護協力協議が調印され、中露消費者権益保護協力のしくみが正式にスタートした。 近年、中露双方の経済貿易、観光、文化など面の交流が継続的に増大することにより、消費者の他国での消費 トラブルもやはり日々増える傾向にあることに鑑み、中露双方は共同で努力して両国の"消費者権益保護法"および 関連法規に照らして消費者権益保護領域の合作協議書を作成し、協力対象、協力機構、双方の義務、連絡システム、 消費トラブルなどの事項で共通した認識を持つこととした。 8月18日、琿春市消費者協会とロシア沿海州商工会議所では、琿春で共同で消費者合法的権益保護領域合作協議を締結した。 合作協議での規定によれば、今後、両国の両地方の消費者は中露双方の合作区内で商品を購入したりあるいはサービスを 受ける時、消費トラブルが発生すれば、トラブルが発生した現地あるいは居住地の合作機構に告訴して、その権益を効果的に 保証してもらうことが出来る。 業界要人の紹介によれば、国境地区で多国間の地域性消費者権益保護協力のしくみを作ったのは吉林省が最初だ。 ロシア沿海州商工会議所会頭・ブレジネフ・ウラジミールはこのように述べた。 中露双方の消費者の合法的権益保護協力 システムの建設は、両国両地域間の経済貿易、観光や文化などの面の交流と発展を積極的に推進する役割を果たすであろうし、 双方の共同の努力にてより一層親善的な経済環境を構築し、消費者の合法的権益をより一層しっかりと守ることを期待する。 この他に吉林省、琿春市観光局とロシア観光協会沿海州分会では、観光合作協議書を締結した。 （延辺日報　パク・ドゥクリョン記者　２０１０年８月２０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット