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[文化] ルドゥラ、競技終了1分前に劇的“同点ゴール”

延辺チーム、遠征で日之泉と1対1で引分け



外国籍傭兵ルドゥラが、またもやチームを救い出し、監督陣の“頼みの綱”としてもはや完全に位置を占めて行きつつある。

14日、広東日之泉との遠征競技で、延辺チームは競技18分で先制のゴールを許したが、競技終了1分を控え、ルドゥラが 千金に値する劇的同点ゴールを成功させ、貴重な遠征1対1引分けを得た。

この日の競技まで4連敗を喫していた広東日之泉チームは、ホーム勝利に完全に飢えていた。 競技序盤から両チームは ミッドフィールドで争奪戦を行った。 心理的な負担感からか、両チームともハーフラインでのパスミスが多かった。 延辺チームは暑い天気のために身体がうまく動かず、競技を積極的に進めて行くことが出来なかった。 9分、朴成が相手の 後方でチャンスを狙っていた許波にボールをパス、許がシュートを飛ばしたが、ゴールの上を飛び過ぎた。 12分、日之泉チームが コーナーキックを利用して延辺チームのゴール前を多少撹乱したが、GK池文一が見事に止めた。 以後、日之泉チームは競技の テンポを完全に掌握し、延辺チームの守備陣を大いに苦しめた。 18分、延辺チームのDF雷比がボールのコントロールを誤り、 相手FW葉偉超に遮断され、葉が難なく先制ゴールを奪った。 完全なる大失敗であった。 21分、日之泉チームは追加得点の チャンスを逃してしまった。 相手の上げ潮のような攻勢を辛うじて凌いだ延辺チームは、25分から順次競技の流れを掴んで行った。 26分、許波が蹴り込んだパスを受けて、「育文が相手DF1人をかわしシュートを飛ばしたが、ボールは再び1人のDF選手の足に 当たって跳ね返った。 延辺チームにとっては、競技開始後、最も良い得点チャンスであった。 30分、ルドゥラのパスを受けた 池忠国が相手GKがゴール前からやや出て来た状況をうまく判断し、質の高い円弧のようなシュートを果敢に飛ばしたが、相手GKが 優れた個人技で奇跡的に阻んだ。 前半戦終了まで、日之泉チームも競技の流れを掴み切れず、1対0で終了した。

後半、延辺チームは自信に弾みがつき、競技に対する勝負欲がより一層強くなった。 51分、「育文がペナルティエリア外郭から 放った強烈なシュートが相手DFの腕に当り、出て行ったが、審判はペナルティーキックと判定せず、コーナーキックと判定した。 コーナーキックでは特別な状況が演出されることはなかった。 53分、「育文のシュートがゴールの上を飛び越えた。 55分、 クァイェ、ルドゥラ、許波で編成された三角編隊が素晴らしい連携を見せ、ルドゥラが最後にシュートしたが、審判はルドゥラが 相手GKに故意に反則をしたと判断、彼にイエローカードを突き付けた。 60分、池忠国が相手に荒々しいタックルをされ、 競技場に倒れた。 延辺チーム監督陣は激しく抗議した。 62分、韓国選手・安重力がクァイェに代って交替投入された。 70分、崔仁が、怪我で競技をこれ以上続けることが出来なくなった池忠国の代わりに交替メンバーとして出場した。 79分、 朴成が左側から中央に送ったボールを許波がベナルティエリア内でヘディングシュートで決めようと身体を伸ばしたが、 相手DFの手によって身体を支えることが出来なくなり、倒れた。 だが、審判はこれもまたペナルティーキックとは 判定しなかった。 81分、新進の李軍が許波の代わりとして投入された。 90分、池文一が再び失点の危機を上手く防いだ。 ロスタイムは4分与えられた。 ロスタイム3分で延辺チームに“幸運の女神”が来臨した。 朴成が鋭く蹴り出したボールを 新進・李軍がルドゥラにパス、後に立ち塞がったDFをルドゥラが巧妙にかわし、すかさず蹴った鮮やかなシュートが、 日之泉チームのゴールネットを揺らした。 値千金の同点ゴールであった。 競技は1対1で終了した。 日之泉チームは 地面を叩いて号泣するしかなかった。

21日、延辺チームは湖北緑茵とホーム競技を行う。 競技は午後3時30分、延吉市人民競技場で開始される。

(延辺日報 リ・ヨンス記者 2010年8月15日)
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