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［社会］　延辺の罹災民に無料で戸籍手続 9日、延辺朝鮮族自治州政府によれば、深刻な洪水災害を受けた敦化市と安図県では、罹災民のために 無料で戸籍関連手続を受け付ける。 洪水が過ぎ去った後、災害区は目茶苦茶になった。 数多くの罹災民の家屋が押し流され、戸籍簿、身分証などの 証書を紛失した。 そして戸籍簿を再び作るのも災害区の人々にとっては何よりも頭の痛いことになった。 州全体で災害を 最も深刻に受けた安図県永慶、両江の両鎮は、戸籍書類の破損が深刻で、一部の書類はすでに紙屑になってしまい、今最も 重要な仕事は紛失したばかりの戸籍書類を補充することであり、関連作業が近いうちに各鎮で繰り広げられる見通し。 今回の洪水災害で損失が比較的深刻な万宝鎮紅旗村の村民・鄭運義は、洪水が近づいて来る時、牛二頭だけ引っ張って 脱出し、その他の証書や財物などは全て水に巻き込まれて行ったとして“政府で戸籍関連の手続を無料で集中処理して くれるとは、本当に有り難い"と語った。 敦化市公安局治安大隊大隊長・姜東万は、近々、各地域では村の住民家庭の戸籍状況を調査した後、村を単位に 集中処理すると明らかにした。 （吉林新聞　２０１０年８月９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット