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[社会] 罹災者を二度泣かせる悪徳行為



8月3日午前8時30分頃、特大洪水が襲って行った安図県万宝鎮紅旗朝鮮族村には、延吉から自動車に乗って 何人かの牛売買業者たちが押しかけた。 紅旗村の朴は、今回の洪水により家で育てていた3頭の牛を何とか救ったが、 市価で一頭5000元以上はする牛を、業者たちは一頭に3800元で売れとしつこくつきまとった。

朴さんは、今回の水害に残ったのは3頭の牛が全てなのに、現在では人間も暮らすのが難しい状況であり、牛を世話する 心の余裕がないとしながら、泣く泣く言い値で売らなければならなかったという。 牛売買業者たちは、まさにこのような 隙を狙ってやって来たのだった。

この村の党支部書記であり村民委員会主任の咸ジュウォン氏の紹介によれば、洪水により、村から県の中心へ行く明長道路の 区間がひどく破壊され、車両が通過出来なくなったので、一部のタクシー運転手たちがチャンスが来たとばかりに罹災者たちの 薄くなった財布を狙っているという。 急用のある村民が明月鎮に行こうとすると、何回も水を渡らなければならず、水を渡る時 ごとに対岸に待機していたタクシーが次の区間まで乗せてあげてはもの凄く多額のお金を受け取るという。このように何回も水を 渡ってタクシーを乗り換えると、その料金が400元を超えるという。普段は50元もあれば足りる距離を8倍にもなる金を払って 行かなければならない罹災者たちの心は重くなるばかりだという。

罹災者たちが最も辛い時に、彼らを相手にひと儲けしようとする商売人たちのやることは実に卑劣だ。 苦境に立たされた 罹災者たちを助けられなくても、彼らを二度も泣かせるような事はやってはならないのではないだろうか。

(延辺日報 リュウ・ファチュン、チョン・ヨンチョル、リ・チョルオク記者 2010年8月4日)
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