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[社会] 吉林省に洪水被害…永吉、磐石が深刻

孫政才、王儒林ら指導者、洪水防止、危険除去を直接指揮



7月20日から21日まで吉林省中部地域には普遍的に大雨が降り、局部的に大きな豪雨が降った。

21日5時まで省全体の平均降雨量は32.7mm、中でも遼源市は91.3mmであった。

この影響で東遼県の八一貯水池は史上稀に見る危険な状況に直面、下流にあるおよそ1万 5000人の群衆は既に 安全に移転された。 危険状況の報告を受けた後、省党委書記・孫政才は、洪水防止危険除去事業を直接指揮しただけでなく、 重要な指示を与えた。

まずは、組織を構築して細かい作業を行い、村ごと世代ごとの人々を安全な地域に移転させることにより、一人でも見落とす ことがないように確保しなければならない。

二番目に、人材、物力を科学的に動員し、貯水池の危険除去事業に全力を挙げ、貯水池の安全を確保しなければならない。

三番目に、起こり得る災害に対して全面的に検証し、事前に対処準備を十分に行わなければならない。

四番目に、移転した群衆の生活をはかり、宣伝誘導を強化し、良好な秩序を維持して当地の社会安定を守らなければならない。

五つ目に、今回の吉林省の降雨過程に照らし、各地で直ちに各種の洪水防止施設に対して再検査を進め、当面の洪水防止事業を 全面的に実施、一つの失敗もないようにしなければならない。

省長・王儒林は、東遼県八一貯水池の現場に来て、徹夜で現場に到着した副省長・王守臣と共に洪水防止危険除去事業を指導した。

22日から吉林地域災害後救助活動が既に全面的に展開されている。

災害前に移転された住民たちは、既に基本的に家に帰って来ただけでなく、各級政府の救助を受けた。

現在の吉林地域の25ヶ所の大中型貯水池のうち3分の1超が、水位が依然として洪水レベルを超過しているが、危険の程度は 既に低くなった。

吉林地域の20ヶ所の中型貯水池のうち、胖頭溝、廟嶺、双陽樹、亜吉、黄河、柳楊、官馬、太平など8つの貯水池が洪水 レベル以上になっている他は、その他の貯水池では全て洪水レベル以下で運営されている状況だ。



今回の大水により、吉林市の一部の地域は深刻な水害を受けた。 そのうち、吉林市永吉県と磐石市で受けた災害が最も深刻だ。 現在、市全体の水害面積及び経済損失は統計作業中にある。

吉林省専門気象台の紹介によれば、今回の降雨が過ぎ去った後、7月下旬には省全体で見ると、明確な降雨はない。 しかし25日に 前後して、もう一度降雨があると見られている。

予測によれば、7月下旬の平均気温は23.5℃ほどで、平年同期の23.0℃よりやや高く、省全体の平均降水量は65.0mmほどで、平年 同期の62.2mmに近いものとなる。 市、州の分布で見ると、白城、松原、延辺は50.0mm、吉林、通化、白山は75.0mm、その他の 地域は70.0mmで、全て平年の同時期に近いものとなると見られている。

今回の降雨で多くの地域が洪水を受けたが、吉林省の降雨地域分布が非常に不均等なため、西部地域はまだ降雨が少ない状況だ。 西部地域の日照り状況を緩和するため、引き続き西部地域に対する人口降雨作業を続けることになるものと予想される。

(吉林新聞 2010年7月25日)
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