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[教育] 朝鮮族大卒生《創業恐怖症》に消極心理相変わらず



《創業したいが、いざ実践に移すとなると、恐怖が先に立ちますね》、《以前は創業についていろいろと 構想してみたが、卒業を控えると、それでも就職から先にしたいと思います》、《就職すれば創業は考慮することもありません》。

朝鮮族の大卒生の間で、創業という単語は今でも随分疎外されている単語のうちの一つだ。 調べによれば、 現在の朝鮮族大卒生の創業比率はまだ比較的低い水準に留まっており、創業成功比率も比較的低い。 創業することを 恐れ、創業希望が相変らず消極的だ。

自主創業−非就業ゆえのやむを得ぬ選択、失敗率高い

創業を選択した朝鮮族大卒生の中で、自主創業を選択した人々が比較的多い。 多くは未就業のどうにもならない状態 での選択で創業を始め、彼らが経営において直面した最も大きな難点が、まさに資金不足と経営経験の不足だ。

自主創業者が多く選択している業種は、広告設計業、ソフトウェア、部品販売、翻訳および情報関連サービス業種で、 これらの業種は最初の投資が少なくて済み、経営も相対的に単純だ。

2003年に吉林大学を卒業した李さんは、卒業後ずっと就職せずに北京で友人たちとソフトウェア会社を経営した。 当初、 会社はしばらくマイナス経営状態を維持していたが、3、4年後に収益が上がり始めた。

現在の会社は相変らず経営はしているものの、熾烈な同業競争でストレスは並大抵でないという。企業で4〜5年の間勤めて 一定の資金を蓄えた朝鮮族の大卒生たちも、自主創業群の一部だ。 彼らは一般的にパートナー式創業を主に考慮しており、 創業分野についての理解が成熟しており、創業成功率も比較的高い。 しかし創業資金の不足と経営経験の未成熟は、 相変らず彼らが創業過程で直面する難題だ。

継承創業−成功率高い反面、自由度が少ない

継承創業者を見ると、彼らの創業過程は比較的順調だ。 継承創業者たちが多く従事している業種は、飲食業、観光業、 食品加工業および製造業、遊興業などの業種だ。 継承創業者を見ると、一部の既存業種を経営する人々は、これまでの 基礎の上に規模拡張の道へと出て行き、また一部の継承創業者は両親が経営する創業分野の関連産業で再創業を試みる。 両親がやって来た既存業種を続けて経営して見ると、自由度が少なく、経営理念上でも両親と衝突することが多い。

2004年、長春理工大学を卒業した崔さんは、現在、天津で某ブランド自動車部品を経営しており、初期の投資金は両親から もらった。 初めは経営経験の不足でかなり苦労することはあったが、今は資金的に比較的余裕があり、両親の《垂簾聴政》に より様々な経営アイデアを得ることが出来、相対的に楽だという。

両親−大学生の子供の創業に対して悲喜賛否

両親を見ると、大学生の子供を一人育てあげたことは彼らの無限の自慢であり誇りだ。 多くの両親たちは、子供が政府機関や 華やかな多国籍グループの大会社に就職することを望む。 現在の大学生の就職が日々難しくなっている中、子供が就職 出来ずに家で遊んでいるのを見れば、両親たちも心配が募る。 それでもいきなり突きつけられる子供たちの 創業支援要請に、両親たちはやはりどうしていいのか分からなくなる。もちろん自主創業はいろいろな面で 考慮しなければならない要素が多く、冒険性が大きく、反対する両親も少なくない。

しかし一部の両親たちは、子供の選択を尊重し、彼らを信じながら道義上、財力上積極的な支援をして、ひいてはある 両親たちは自分が子供の経営に直接参加しながら、子供の創業に協力をしつつ導いてくれる。

創業者−国家の各種の優遇政策を十分に活用することが必要

現在、国家では様々な優遇政策を出しており、大学生の創業を大々的に支援している。

吉林省にも既にいくつかの大学生創業園が建設された。 長春市建設街にある吉林省万易大学生創業園は、 大学生の創業のためにプラットホームを提供し、彼らが必要とする各種のサービスを提供してくれる。園区に 入居した条件に合う企業に対し、5〜10万元の中小企業発展専門資金を提供し、また、労働庁で発給する 2〜5万元ほどの小額担保貸出を申請することが出来るようにする。 私たちの朝鮮族大卒生たちは、ぜひとも 政府の各項優遇政策を創業に十分に活用し、創業の成功率を高めるべきだ。

(吉林新聞 2010年6月21日)
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