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[社会] 延辺《森林脳炎》発病率増加の勢い、山中に注意



今年、延辺ではダニ(草爬子)による《森林脳炎》発病率が昨年より高まっている。

延辺は、山麓地域で毎年この時期には数多くの人々が山や野原で野菜を採集しているが、この時期はまた、 ダニの活動力が強い時期でもあり、それに起因する《森林脳炎》の発病率も多くなるというのが医学者たちの説明だ。

安図県のある若い患者は、《近くの山に行って野菜を取っていたら、ダニに噛まれた》としながら、 《一週間前から風邪に似た症状があり、風邪薬を飲んだが病気は好転せず、さらに高熱が出て全身を支えることが 出来なくなり、延辺病院に来た》と語った。

延辺病院の医師によれば、《今年、延辺で昨年より<森林脳炎>発病率が上昇傾向を見せている原因は、山に行って 作業をする際に予防ワクチンを注射していないことが主原因で、また、多くの人々が予防を正しくやっていないため》 だと語った。

調べによれば、この病気にかかると、中枢神経系統の症状を中心に発熱などの症状が現れ、病気が激しければマヒなどの 後遺症も出る可能性があり、注意しなければならない。 また、ダニは牛、馬、犬、羊などに寄生して人に病気をうつす 伝染原因にもなる。

ダニの体の構造はクモと似ており、体が丸くて表面には数多くの毛が生えており、人の皮膚につくと払っても頭が皮膚に 食い込んでなかなか落ちない害虫の一種だ。

(吉林新聞 ユン・ウンゴル記者 2010年6月17日)
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