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[社会] 延辺の春、リンゴ梨花祝祭で本格化

《中国龍井2010リンゴ梨花祝祭》、盛況裏に

 

リンゴ梨の花が豪華に開く5月になると必ず繰り広げられる《中国龍井2010リンゴ梨花祝祭》が、5月19日、 アジア最大のリンゴ梨果樹園を誇る龍井・万畝果園で盛況裏に繰り広げられた。 今年は打ち続く異常気候のため、果樹園のリンゴ梨の花が冷害を受けて十分には咲くことが出来なかったが、 リンゴ梨花祝祭を迎えて一歩遅れてようやく訪れた延辺の春は、祭りの雰囲気に力づけられてはっきり感じられた。

2008年度から始まり、毎年繰り広げられる龍井市のリンゴ梨花祝祭は、龍井市の民族文化を発掘・格上げさせ、 延辺州の特色産業養成を推進させると同時に、延辺の山水の風景を広め、対外交流および合作を推進し、 延辺州の経済社会の発展を早めることにその趣旨を置いている。 この3年間、龍井市のリンゴ梨花祝祭は毎年常に新しく発展し、充実しており、祝祭がすでに龍井を宣伝し、 さらには延辺を宣伝する祝祭ブランドとなり、また地域の代名詞にもなりつつあり、朝鮮族の民俗文化を発展させ 地域経済および社会発展を推進させる上で積極的な寄与をしている。

延辺州政府副州長・西門順基は、《今年の梨花祝祭は、延辺で<長吉図計画要綱>実施の重大な歴史的機会をとらえ、 延辺の開発開放を推進させる重要なイベントとして意義が大きい》と強調、《延辺州政府は経済発展方式を改変する 姿勢を堅持しており、積極的に延辺の自然および人文資源の強みを現実的な競争の強みに転換させなければならない》と しながら《龍井市の松茸と梨花節は、既にブランドを形成しており、龍井と延辺の代名詞になりつつあり、地域経済および 社会発展に積極的な作用をしている》と指摘した。

この日の祝祭では、開幕式に続き、朝鮮族の民俗風情を色濃く見せる綱引き、闘牛、ブランコ、板跳び、サムルノリ、 結婚式、還暦式、餅作り、松餅作り、白菜キムチ作り、朝鮮族将棋、花札など21種目の民俗活動が幅広く繰り広げられ、 観光プロジェクト締結セレモニーと書画、撮影および観光商品の展示、リンゴ梨の木分苗など一連の行事など多様な 祝祭行事が併せて繰り広げられた。 夕方には朝鮮族民俗の特徴を帯びた《梨花園の春》大型文芸公演と花火大会もあった。

調べによれば、祝祭期間の間、延吉-海蘭湖-龍井三合国境1日観光と長白山、防川、図們江沿岸などの様々な 観光コースが開発され、北朝鮮・会寧、清津、鏡城、七宝山など国外観光コースらも開通し、国内外の観光客を迎えた。

 

(吉林新聞 2010年5月19日)
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