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[文化] 今年は豊作で良い暮らしが出来ますように

2010年御粮田田植祭、御粮田村で



一年の計は春にある。 特に農民の春の種蒔きは一年間の農作業を思いのままにする重要な農作業の節目であり、 昔から格別に重視されて来た。

5月9日、皇帝に供する御用米を栽培したと噂の高い龍井市開山屯鎮光宗村下泉坪村の御粮田で、今年も異色の田植祭が 繰り広げられ、多くの人々の足を引き寄せた。

開山屯鎮党委と政府及び龍井市御粮田協会が主催した《2010年御粮田田植祭》は、新しい農村の建設を促し、御粮田米の 質を向上させてブランドを創り出し、農民の収入を増加させ、農民の文化生活を多彩に展開するとと同時に、伝統の 民俗文化を継承発揚することに趣旨を置いている。

今年の農作業風水を祈る光宗村の農民の風水儀式と共に繰り広げられた田植祭は、指定された時間内に苗を植える面積により 勝負を決める実技表現中心の古い枠組から抜け出し、科学営農知識クイズや田植えクイズを結びつけ、異色なものとなった。

また、各チームの熱気を帯びた応援で、田植え競技を盛り上げて行く文化と興趣溢れる祝祭の雰囲気とともに、村人とお客が 共に相和してユッノリや農作業の踊りを踊るなど、非常に楽しく素朴な農村祭の文化を披露した。

現在、機械化農法が主軸を成す農村の実情に備え、今回の御粮田田植祭では、田植え機中心の農機械展示とともに、機械田植え モデルも披露し、御粮田で生産した御粮米で作った多様な食べ物とこの里の農民たちが生産した春のナムルなどであつらえた 豊かな食卓も披露した。

今回の田植祝祭について、光宗村村長・金龍洙は《伝統農作業と機械農作業の結合及び農耕文化と民俗文化の和合、 そして農村余暇文化の郷愁を楽しむための祭り》としながら、《今年の農業が豊作になって農民がさらに良い 暮らしをすることが出来れば良いでしょうね》と語った。

(吉林新聞 2010年5月9日)
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