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[文化] 真の愛情は、ホームチケット購入で体現を

今年、甲級リーグ出場の13チームの中で、延辺チームだけが唯一、冠名権がないだけでなく、協賛企業もない。 こんな状況下で、延辺チームはやむを得ず州及び延吉市政府の資金支援で経済的出費を解決している。

延辺チームの経営部門該当責任者が明らかにしたところによれば、今年、延辺チームの2つのホーム競技、 即ち4月17日と4月24日のホーム競技チケットの販売数(売り値20元)は、各々4000枚余りと3000枚余りにしかならなかったという。 チケットの販売数が以前より激減した原因は、ホームのサッカーファン数が顕著に減ったところにある。 現在の出国と大都市進出ブームの影響で、延辺チームは多くのサッカーファンを失っており、これがホームの サッカーファン数激減の主要因の一つだ。

また、一部のサッカーファンの“無料チケット”の要求と“無票観戦”現象も、ホームのチケット販売に直接影響を 与えている。 多少誇張されたことではあるが、延辺チームのホームチケットをめぐり、今でもサッカーファンたちの中に こうしたおかしな話が行き来している。 即ち、某サッカーファンが一枚の“無料チケット”(20元)を得るために、 往復タクシー費20元を払いながら延辺球団へ行き来したとのことだ。

まだ冠名権と協賛企業がない状況の下で、経済難に苦しんでいる延辺チームにとって、ホームのチケット販売数が 大変重要な比重を占めている。 延辺球団の該当責任者によれば、もし1万枚余りのチケットを販売すれば、 延辺チームの2試合分の遠征競技費用を解決することが出来るという。

現在の延辺球団では、サッカーファン数が減った状況の下で、様々な方法でチケット販売を推進しており、 “招待チケット”も以前より半分まで減らした。 私たちが真に延辺チームを愛し、支援しようと思うのであれば、 皆がホーム競技の時ごとに直接チケットを買うことだ。

(延辺日報 キム・チャンヒョク記者 2010年5月6日)
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