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[社会] 食器消毒費用の顧客負担は不当

一部の食堂で関連事例が日常化

一部の飲食店で食器を消毒して包装した代金と割り箸の代金を徴収しており、消費者の不満を招いている。

22日、延吉市公園街道に住む李氏は、夫人と共に某飲食店に行って食事をすることになった。食卓には 事前にビニール薄膜で包装した消毒されたガラスコップ、皿、どんぶり、さじ、お絞りと割り箸が置かれていた。 李氏は従業員を呼んで、羊肉スープと焼いたパンを注文し、酒は飲まないので包装した消毒食器も必要ないから、 どんぶり二つとさじ二つだけで良いと言った。 ところがその従業員は、非常に不機嫌そうに、この飲食店では必ず 消毒食器を使わなければならないことになっていると言った。 李氏が繰り返し要求し、従業員は仕方なくどんぶりと さじだけを持って来た。

ところが、決算する時に見ると、明細書にはお絞り代金3元が記載されていた。 実際のところは食器を消毒して包装した 代金と割り箸の代金であった。 李氏が“なぜ使ってもいない食器の消毒、包装代金を取るのか?”と問い詰め、事業主は 食事代から3元を差し引いた。 李氏は、これはただお金3元だけの問題でないとして、顧客が飲食店に来て食事する時、 消毒された綺麗な食器を提供するのは飲食店として当然しなければならないことだと主張した。

最近、大部分の飲食店では消毒した後にビニール薄膜でどんぶり、皿、酒杯、お茶コップ、さじをしっかりと包装した 食器を使っている。 これは、以前、食器をいい加減に洗ってから次のお客用に使っていた時に比較すれば、大きな進歩と 言える。 しかし、食器を消毒して包装した代金を顧客から受け取るのは、いくら何でも道理に外れることだ。 お金何元かが 問題なのではなく、理屈に合わないことなのではあるまいか?

顧客が使う様々な食器を綺麗に消毒して密封包装するのは、サービス方式を改めサービスの質を高めることであって、 絶対に新しいサービス項目ではない。 顧客が、たいしたことはないお金だと別に意に介さないからといって、何も言わずに 食器消毒、包装の代金を受け取るのは、消費を強要する不当な行為としか見ることは出来ない。

消費者協会のある関係者はこの問題に関連して、“中国‘食品安全法’第27条第5項には‘食器、食品製造道具など、 人が食べることに使われる容器は、使用前に当然に綺麗に洗って消毒しなければならない’と規定しており、 ‘飲食業食品衛生管理方法’第24条には‘食器は使用前に必ず綺麗に洗って消毒し国家該当衛生標準に附合した ものでなければならない。 消毒しない食器は使うことは出来ない’と明確に規定しており、飲食店で消費者に 国家衛生標準に附合する消毒した食器を提供するのは当然の法的義務だ”とする。 それと共に彼は、一部の 飲食店で別途、食器消毒、包装費用を受け取るのは、公平の原則に違反する行為と指摘した。 食器を消毒して 包装することで発生する費用は経営原価の一部分であるから、当然に飲食店で負担するべきものであり、消費者に 転嫁してはならないということだ。

(延辺日報 リ・チョルオク記者 2010年4月26日)
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