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[社会] 清明節、目に余る定員超過行為

毎年、清明になると、人々は故人を偲ぶために故郷を訪れる。 毎年、この時期になればバスターミナルは人々で 混み合う。 清明節の早朝になれば、延吉市各地のバスターミナルはさながら"戦場"のようになる。 これを避ける ため、筆者はわざわざ清明節前日の日曜日(4日)に故郷に行こうと考え、延吉バスターミナル(南駅)に行った。 連休でもあり、清明節前日のためか、人はさほど多くなく、無難にバスに搭乗することが出来、すぐにバスは目的地の 和龍に向かって出発した。 時計を見ると出発時間は午後3時40分、このまま走れば一時間ぐらい後に目的地に到着する ことが出来そうだった。

だがこれは誤算であった。 開発区付近で一人が乗り、龍井に着いてから連続して3人がさらに乗り込んで来た。 座席が ない彼らは車掌が手渡した携帯椅子を持ってバスの中間通路に陣取った。 すると、あまりにも狭苦しいバス内はすし詰めの ように人々でぎっしりと一杯になった。 頭道に到着する頃、突然運転手が通路に座った乗客たちに頭を下げるように 言った。 前を過ぎ去ったバス運転手が、交通警察の検問があるから注意しろとの情報を送ったためだった。 通路に座った 乗客は操り人形のように運転手が言うままに頭を下げ、外から見つからないようにするために必死だった。 幸いなことに 私たちが乗ったバスは交通警察の取り締まりにかからず、5時を過ぎてようやく目的地に到着することが出来た。

清明節の5日、延吉に戻るバスも定員を超え、乗客を無造作に乗せていた。 運転手と乗務員は先を急ぐ顧客たちのためには 仕方が無いという態度だったが、多くの人々の目にはお金のことだけを考えた行為にしか見えなかった。

(延辺日報 チェ・ヨンソプ記者 2010年4月5日)
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