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[社会] ネットカフェ"実名登記制"実施初日

一部の顧客が不便を主張…大部分のネットカフェ事業主は肯定的な反応



昨日は延辺州でネットカフェ"実名登記制"を実施する初日だ。 ネットカフェの事業主と顧客間の交錯した反応と、 制度が着実に実施されているかどうかを確認するため、昨日(4月1日)午後、記者は延吉市内のいくつかのネットカフェを点検した。

延辺大学東側に位置するチャールズネットカフェ第24店に入ると、二人の女性がネットカフェ従業員ともめている 最中だった。 二人の女性のうち1人は第2世代の身分証を所持していたが、もう1人は身分証を所持しておらず、 インターネットをすることが出来ないというのがネットカフェ側の理由であった。 身分証を所持していなかった女性が "身分証のコピーでは駄目か"と尋ねると、PCバン従業員は"第2世代の身分証しか受け付けられない"として、 毅然として立場を主張した。 これに対して二人の女性は不機嫌そうにネットカフェを出た。 ネットカフェ事業主の許氏によれば、この日午前、身分証を所持していなかったためそのまま帰った顧客だけでも 10人余りに達し、普段と比べてみると、営業額に一定の影響を及ぼしているという。反面、"実名登記制"を 実施することになれば、未成年者のネットカフェ出入りやお客の品物が盗難に遭うなどの事件を未然に防止することが 出来るなど、有利な点もあるとし"実名登記制"に対する肯定的な反応も見せた。

記者が見て回った市内のいくつかのネットカフェ全てが、出入口とカウンターに"4月1日からすべてのネットカフェで 第2世代身分証を所持している人だけがインターネットをすることが出来、顧客は自覚して第2世代身分証を提示してほしい"と 要求する標語が書かれた案内文を確認することが出来た。 市区域から離れたネットカフェでは上記制度を遵守しているのか、 その如何を確認するため、記者はわざわざ延吉市金達莱広場西側の新豊3隊付近に位置する某ネットカフェに入った。 お客を装った記者が"インターネットをしたい"と話すや、従業員は"第2世代身分証を提示してくれ"と言った。

記者が見て回ったいくつかのネットカフェでは、上記制度を実施した初日、お客が普段よりはまばらで、営業額に一定の 影響を及ぼすなどの問題が存在していた。 多くのお客が上記制度に対して不便を訴える反面、大部分の事業主は一定の 期限が過ぎればこのようなシステムが習慣化し、緩和されるという期待とともに肯定的な反応を見せてくれた。

(延辺日報 チェ・ヨンソプ記者 2010年4月2日)
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