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[社会] 琿春-ザルビノ-敦賀航路、前段階事業を推進

先導区建設、対外開放のもう一つの実質的な動き

3月15日午前、福井県敦賀市から来た船が、静かにロシア・ウラジオストク港に到着した。 福井県と敦賀市の 関係者及び航路運行の専門家で構成された視察チーム一行が琿春(中国)-ザルビノ(ロシア)-敦賀(日本)航路の 多国海域視察を順調に行ない、航路の正式開通にしっかりした土台を作った。

琿春は中国が陸地から日本海に入る最短通路であり、ロシア、北朝鮮と韓国東海岸、日本及び北米、北ヨーロッパに 達する最も近い地域だ。 独特の地理手は位置は、琿春にとって東北アジアの中心として、図們江地域国際合作開発の 橋頭堡として浮上させた。 近年、琿春市では地域優勢と通商(通常)旧友傾向(税)に依託して不断に対外開放強度を 高めて周辺国家の港を利用して海に出る戦略の実施に力を尽くして来た。

2000年4月に琿春-ザルビノ(ロシア)-束草(韓国)航路を開通したのに続き、2009年7月には琿春-ザルビノ-束草-新潟航路を 開通した。 新潟航路は我が国の東北地区で初めて日本海を貫いて日本の日本海側に直通する航路であり、我が国の東北の 大量の貨物が陸路、大連、渤海、黄海を経てまた日本海を経て日本に達する輸送地図を打ち破った。 航行時間と輸送距離が 短く、航行コストが安いという特点は、この航路にとって使用者の注目を大きく引きつけるものだ。

"先導区展望計画要綱"を貫徹通達する過程で、琿春市では対外通路の建設を主要な任務と見なすと共に、 琿春-ザルビノ-敦賀航路の開通を"550"工事の重点推進プロジェクトとしている。 日本方面の合作姿勢もやはり積極的で 実際的であり、福井県ではこれを重点プロジェクトとして通達しており、専門家チームを組織して航路の正式な開通のために 十分な準備をした。 敦賀航路は準備段階から今回の航路視察に至るまで1年余りの時間を費やしたが、前段階の各項目の 準備事業が現在、整然と進められている。

今建設中にある琿春-敦賀航路は、全長が460海里で、海上運送の所要時間は約25時間だ。 専門家たちの分析によれば、 東北アジア地区は世界でも重要な影響力を持っているので、近年のグローバルな経済活動の中で、その役割が日増しに 高まりを見せていると認めた。 敦賀付近にある名古屋は、世界的にも著名な自動車都市であり、大阪には中小企業が 相対的に集中しており、琿春-敦賀航路はまさにこのような都市と中国の自動車都市の長春などの都市を連結することが 出来る。 敦賀航路は、中国東北から新しく日本海を貫いて日本に直通することが出来る多国航路であり、運行に 供されれば必ずや東北アジア経済圏の繁栄と発展に積極的な推進の役割を果たすであろうし、この航路の開通は 周辺各国の壮大な戦略的利益に合致し、各国間の交流と合作を深める新しい架け橋の役割を果たすことになると 専門家たちは見ている。

(延辺日報 パク・ドゥクリョン記者 2010年3月28日)
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