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[社会] 延辺《州》を延辺《市》にしたい



6日、全国人大代表で延辺朝鮮族自治州州長の李龍煕は、吉林代表団チーム別審議で《長吉図計画要綱》の 《先行先試》規定により、延辺州は《州》を《市》とし、その傘下に三つの区と五つの県市を置こうと考えて いることを明らかにした。

辺彊を開発し海に出て行くことは延辺発展の《順風船》

李龍煕州長は、辺彊を開発して海に出て行くことは延辺の運命を変えるカギだと述べた。 すなわち六誌通路を 円滑にしながらも海上通路を切り開くことだ。 通路さえ開かれれば、経済発展における強力な《順風船》となる だろう。 それゆえ、延辺は対外通路を切り開いて行かなければならない。 長吉図通路が開拓されれば、延辺は 長春と吉林など内陸の多くの産業を吸収することが出来る。 延辺は国家少数民族地域改革の先行地及びモデル地となるだろう。

延辺の資源の強みを利用して重要工業プロジェクト建設を推進

同時に延辺は、重要な工業プロジェクト推進を促さなければならない。 《延辺は鉱山、木材、薬材などの資源の 強みがある。 この2年間、積極的にロシアの原油を利用しており、琿春通商口を通じて大きな製錬基地も作っている。 延辺はミネラルウォーター資源も非常に豊富だが、毎年の生産量は30万トンにしかならず、ただ二日間の流通量にしか 達していない。 木材加工の面でも木材床材や家具などは、ヨーロッパ、米国などの市場で選好度が高いが、大部分は OEM商品であり、独自のブランドを形成することが出来ない》と李龍煕代表は語った。

延辺州を延辺市とし、傘下に3つの区と5つの県市

李龍煕は、延辺は特に延龍図一体化をはじめとする都市化をしっかりと推進しなければならないと説明した。 《延辺の対外開放で、隣国のロシア・ウラジオストクは120万人の人口を持つ国際化大都市であるのに比べ、 延辺州首府の延吉市は偏狭な都市であり、人口はやっと50万人にしかならない。》

《延辺州を延辺市に変え、その傘下に三つの区と五つの県市を置くことが私たちの考えだ。》李龍煕は、地域を区画する 問題は様々な面に波及するので、この事業は《長吉図計画要綱》の《先行先試》の規定に従わなければならないと強調した。

《昨年末から私は国家民委、民政部とこれに関連する情況について意見交流したが、最近は反応が非常に良い。 しかし、 このしくみと体制を一度に完成させるべきか、それとも段階を分けて完成させるべきなのかについて、まだ検討の余地がある。》

今後、延辺は、延龍図地域を人口120万人規模の都市として建設することを考えており、吉林省東部の核心都市になる ようにし、中心都市を通じて周辺の県市を導き、ロシアや北朝鮮との円滑な疎通も図りたいと李龍煕は紹介した。

圏河通商口国境橋、春に入って修繕

《長吉図計画要綱》がスタートするや、北朝鮮側の反応は比較的迅速だった。 先に琿春の向かい側にある羅先市を一度に 直轄市で昇格させ、税務、土地などの面で羅先市に自主権を与えた。 その他、羅先市自体も非常に強烈な合作への誠意を 見せていると李龍煕州長は説明した。

その他、一年間の努力を経て北朝鮮観光のクォーター制は廃止となり、全方向的に観光客を受けることが出来ることに なった。 《このことは小さなことではなく、天地開闢並みの変化だ》と李龍煕は語った。

長時間をかけて来た圏河通商口国境橋修繕問題で、北朝鮮側の危険区間を中国と北朝鮮が共同修理することに北朝鮮側は すでに同意し、この工事は春になればスタートすることになる。

(吉林新聞 2010年3月9日)
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