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[経済] 中国企業の対韓国投資、本格化するか?

2004年以後減少傾向であった中国企業の韓国投資、2010年は成長の見通し

投資可能企業のある地域、韓国の自治体、自力で投資誘致セールス


2000年代に入り、中国企業の海外進出が急速に増加して来ている。

中国政府の海外進出政策に力づけられた中国企業の海外進出は、2002年(14.5億ドル)から急速な成長の勢いを 見せ、2008年(223億ドル)という驚異的な増加傾向を示している。

中国企業の韓国投資もやはり成長の勢いを見せていたが、2004年(韓国への外国人直接投資の9.1%を獲得)以後、 2009年まで連続減少しているのが実情だ。

中国企業の対韓国投資が減少傾向を見せている原因は、中国企業の海外進出目標と韓国投資の条件間の乖離、 すなわち韓国が中国企業に投資の動機を提供出来なかったためといえる。

また大型M&Aであった双龍自動車とハイニックスの不良な結果により、世論も良くなかった点が、やはり中国企業の 韓国投資を迷わせた要因といえる。

このような問題点を解決するため、韓国中央政府は知識経済部とKOTRAとともに2009年、中国,北京・上海・瀋陽で 韓国投資誘致説明会を開催するなど、中国企業誘致のための努力を続けている。

政府の努力に力づけられ、遼寧省中小企業庁は昨年度に20余りの遼寧地域企業団と共に韓国を訪問し、市場調査及び 投資可能性の如何を打診したりもした。

特に今年には、韓国の地方自治体では初めて、大邱広域市が3月初め、ハルピン市政府の協力を受けて大邱広域市医療産業 投資誘致説明会を開くことに決めた。

大邱広域市先端医療複合チーム・金ドクヨン主務官は、大邱市は大韓民国の医療産業先端複合都市として中国の優秀な 医療産業企業に関心を持って来ており、中国内の優秀な医療企業が多いハルピン市を集中攻略するために1年間、 ハルピン市政府と緊密な協力体制を構築して企業のデータベース確保、大邱市の事前広報、中国企業の要求事項を調査、 2010年を本格的な中国企業誘致の年と捉え、ハルピン市で初めて、大邱広域市医療産業投資誘致説明会を開催することに なったと語った。

韓国は特に地方自治体施行以後、各地方自治体に合った産業化を構築しており、中国の優秀な企業を誘致するための 地方自治体間の激しい競争が行われている。

しかし各地方自治体にいくら優秀な資源と施設が準備されていても、これを広報しなければ無用の長物になることは自明だ。

米国、ヨーロッパ、日本、ドイツなどの先進国は年間平均3回以上の中国訪問を通じて自国の優秀な準備の現況を説明し、 中国の実力ある企業を誘致するための努力を絶え間なしに持続しており、毎年高い投資誘致成果を挙げている。

韓国企業が中国に投資を決める前、十分な市場調査と情報を得るために長時間を精魂を込めるが、実際に中国現地で事業を 開始後、数多くの困難に直面したジレンマを中国企業もやはり感じるという考えを持ち、どのようにすれば中国企業に より正確な情報を伝達して投資を誘致することが出来るのかを韓国現地だけでなく中国現地で自ら走って積極的な セールスを広げることが、中国企業の対韓国投資誘致のための第一歩でないだろうかと考えられる。

大邱広域市の1年間の準備、実質的な現場セールスがいかなる結果をもたらすのか、成り行きが注目される。

(黒龍江新聞 リ・ソンギ記者 2010年2月8日)
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