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[社会] 農民たちも“退職金”をもらう

我が州の3市、新型農村社会養老保険制度をスタート

“今日、私たちは党と政府の暖かい配慮を肌で感じることになった。 私たち農民も、都市の従業員と 同じように養老金をもらえることになり、何の憂いも心配もなしに晩年を過ごすことが出来るようになった。 ”去る1月22日、和龍市政府広場で行われた新型農村社会養老保険金基礎養老金発給式で、基礎養老金貯金通帳を 持ち上げた東盛鎮の南氏(74歳)は、農民たちも都市の従業員たちと同じように“退職金”をもらえることになったとして喜んだ。

和龍市は去る2008年6月、省で初の新型農村社会養老保険試験市に指定され、新型農村社会養老保険事業を市政府が 推進しなければならない10の民生課題の一つに定め、市全域で普及させ始めた。

この市で制定した“新型農村社会養老保険暫定方法”は、農民本位の原則の下、農民たちが“養老金を早く享受し、 多くもらえるようにする”という目標を立て、養老保険に参加する農民の財政補助を省で確定、標準より高めた。 省で確定した財政補助標準は、30元、35元、40元、45元、50元だが、この市では、これよりさらに高め、財政補助金を 170万元〜280万元、さらに多く支出することにした。

そして、新型農村社会養老保険に参加を希望する広範な農民たちの積極性を喚起したところ、参加人数が継続的に 増え、保険料の納付額が累計で800万元余りに達した。 そのうち、財政補助が200万元余りに達し、実際に発給した 養老金は50万元余りに達した。 昨年末、和龍市はまた、新型農村社会養老保険国家級モデル市になった。 和龍市に 続き、敦化市と延吉市でも次々に新型農村社会養老保険制度を実行し始めた。

農民たちも都市の従業員のように養老金を享受するのは、我が州の農民たちの長い間の念願であった。 新型農村社会養老保険制度の実行は、農民たちにその念願を成し遂げられるようにしてくれた。

一生農作業を続け、骨を埋めて来た朝陽川鎮横道村第6村民チームの孫ヘウォン(79歳)さんは、数年前、本社を 訪ねて来て、農村の農民たちも都市の人々に劣らず国に寄与したとして、農民だからというので都市の老人が 享受出来る待遇から疎外されるならば、非常に不公平だと語った。 それと共に、農村の老人たちも都市の老人の ように退職年齢に達すれば、国で養老報奨金を支払ってくれなければならないと主張した。

孫ヘウォンさんは、70歳を過ぎてこれ以上農作業をするのが難しくなり、水田と畑を他人に譲渡して仕事を止めた。 ところが、実際に働くのを止めてみると、お金がかかることが非常に多く、土地譲渡費だけでは基礎的な生活も 保障することが難しかった。 子供たちが少しずつ助けてはくれるが、老人は病気が多く、薬を買って飲むと残る 金はなかった。 こうした原因により、和龍市では多くの農村老人が体力的には農作業を続けられない境遇である のに、仕事を止められずにいた。

新型農村社会養老保険制度が実行され、我が州の人口の33.6%に達する73万 8697人の農村人口の老後に保障が もたらされることになった。 これはまた、都市と農村の格差を減らし、調和ある社会を構築する面でも一役買うことになるだろう。

(延辺日報 キム・ミョンソン記者 2010年2月3日)
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