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［社会］　北朝鮮・羅先市、特別市に昇格 外資誘致を積極化へ 4日、北朝鮮政府は中・朝・露国境地域の羅先市を羅先特別市に指定、これは北朝鮮が外国投資を誘致するための 措置ということが出来る。 現在、北朝鮮の特別市としては、平壌と開城がある。 北朝鮮政府側の報道機関は"朝鮮最高人民会議常任委員会は4日、政府の法令を公布して1.羅先市を特別市に指定し、 2.北朝鮮内閣と関連機構はこの法令を執行し関連の政策措置を制定することを決めた"と伝えた。 報道は"以前から既に外部投資貿易区である羅先市は、特別市に昇格され、これは北朝鮮政府が経済衰退に対応するための もう一つの措置ということが出来る"とした。 韓国のメディアも"北朝鮮の今回の措置は、羅先を外資誘致の窓口として建設するだろう"と予測した。 羅先市は、北朝鮮東北部の図們江下流地域に位置しており、中国、ロシアと川を隔てている。 報道は"北朝鮮が羅先市を開発しようとする計画はかなり以前から開始しており、1991年12月に羅津・先鋒自由経済貿易区を 設立すると宣言した。 全般的な封閉式管理をした羅先自由貿易区の敷地面積は746平方kmで、開放されていない地域からは 完全に隔離されている"とした。 北朝鮮の1995年開放計画によれば、2010年までに羅先自由貿易区を輸出加工、中継貿易、観光、金融などの多角機能が 一体化した国際交流中心都市として建設しようとしていた。 （黒龍江新聞　２０１０年１月６日） Copyright(C) 朝鮮族ネット