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[社会] 瀋陽地下鉄を訪ねて



2010年1月1日、新年を迎えた瀋陽市の天気はみぞれが降る零下28度の厳寒だった。 先日竣工した瀋陽市地下鉄 1号線・啓工街駅は、参観者たちで混み合った。 この日、記者は瀋陽市の地下鉄建設の状況を調べるため、啓工街駅を訪ねた。

啓工街駅は瀋陽市鉄西区啓工街と建設西路交差点の東南に位置している。 電車の形をした入口には、関係者たちが 参観者らの身分証を登録した後、中へと通していた。 入口に入るや、すぐにエレベーターが見えて来た。 私たちが 階段を通って20mほど地下に降りて行くと、平坦な地下駅ホールが見えた。 天気が寒いだけに、地下駅内は暖かかったが、 ホールには地下鉄に関する展示がされていた。 展示の内容を見ると、《瀋陽地下鉄はどのように建設したのか?》 《どんな技術を使ったのか?》 《瀋陽地下鉄建設年表》などの内容と図表、そして地下鉄の駅を装飾する時に使った 材料や消防機材など、実物にて瀋陽地下鉄建設の情況を紹介していた。 ここでは多くの市民が見物していた。 特に 市民たちは、自動チケット販売機を囲んで、蛍光板にて電子チケット販売機使用法を確認し、疑問点を関係者たちに 問い合わせたりしていた。

啓工街駅ホール内の明るい光の中、黄白色を主とする駅内は清新できれいに準備された広告看板により瀋陽地下鉄建設中の ニュース写真が掲げられ、自動チケット販売機と検票機がズラリと並んでいた。 プラットホームには乗客とターミナル間の 安全門をすでに設置しており、電車を待つ間に休息出来るように椅子を設置し、列車運行指示標なども設置されていた。 駅内に掲げられたテレビでは、瀋陽地下鉄に関連するニュースを放送していた。 現代的な瀋陽地下鉄の姿を啓工街駅で 見ることが出来た。



2005年11月18日、瀋陽市は鉄西区で地下鉄着工式を行った。 これで瀋陽では地上の既存の公共交通《一極》時代に終止符を 打った。 瀋陽市は現在、一万名ほどの地下鉄建設者たちが、今年10月の地下鉄開通を確保するために施工現場でこまめに 作業している。 瀋陽地下鉄建設着工から4年ほどの間、瀋陽地下鉄1号線土木建設工事は既に仕上げ段階に入り、22駅が 全て完工している。

土木建設工事の外、地下鉄1号線西部の12駅と東部の黎明広場駅がすでに内装を終え、この13駅の設備架設もすでに終えて いる。 東部、中部駅の内装も今年5月には終わる見通しだ。 これにより、地下鉄1号線鉄西広場駅から西側の12駅は、既に 開通して試運転を終えた状態だ。

調べによれば、地下鉄2号線の工事進展も比較的順調で、既に8駅の主体工事が完工し、トンネル建設も既に15000mを完了、 全長の46%に達している。 これにより地下鉄2号線は2011年に開通して、2012年に正式運行することになるものと 展望されている。

遠からず地下鉄が使われるようになれば、瀋陽市民は速くて安らかで到着時間が秒単位で正確になり、外出に多くの利便を 享受するだろう。 地下鉄は朝5時から夕方11時まで運行される。 紹介によれば、啓工街駅は、元旦期間中は休みなく無料で 市民に毎朝8時から午後6時まで開放される。 身分証さえ登録すれば、啓工街駅の風采を鑑賞することが出来る。

(吉林新聞 2010年1月4日)
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