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[社会] 興安369市場、問題だらけ

深刻な交通渋滞、不法わいせつ物販売過激…対策作り至急の課題に



毎月3、6、9日が重なる日が来ると延吉市依蘭鎮興安村(旧 興安市場)南側道路は人波が波打つ。 まさにここで369市場が開かれるためだ。 東西に長さが1km、幅が10mにもならない狭い道路には、様々な野菜や肉類を はじめとして各種の農産物や土産物、家禽類など、市中で販売される物品が豊富だ。 昔から人々が市場をよく訪れる 理由の一つが、まさに市場や商店街に比べて価格が安いという認識であった。 興安市場で販売されている物品が、市場や 商店街に比べて価格がどれくらい安く、ここでは一体どんなことが起きているのかを調べるため、23日、筆者は興安市場を訪ねた。

市場価格、市中と特に差はなし

この日、筆者が興安市場で調べてみた野菜価格は、キュウリが一斤4元、唐辛子一斤3元、小豆一斤5元であった。 一方、 筆者が西市場の野菜売場で調べたところによれば、キュウリは一斤3元で、唐辛子は一斤につき興安市場と同じ価格の 3元にて販売していた。 筆者は興安市場で米を販売している所で商売人と客の間の次のような対話を漏れ聴くことが出来た。 "白米一斤が3元とは? 卸売市場では2元80銭だったのに…"という顧客の話に商売人は"そちらの商売人たちは秤の目盛を ごまかして売っているので、20銭安くなっている"というとんでもないことを言った。 延吉市開発区の某小区域に 居住しているという女性(62歳)は、普段、興安市場をよく訪れる理由の一つが、価格が他の所に比べて安いという 思いだったとして、実際のところ多くの物品は市中価格と特に差がなく、むしろ一部の物件は高い価格で売られていると語った。

市場が開かれる日には交通渋滞が深刻

35番と47番の小型公共バスは、いずれも旧 興安市場、今の市場が開かれる区間を通らなければならない。 だがいつも 369市場が開かれる日には、すべての35番小型公共バスは大成村まで来た後、終着駅の興安ガソリンスタンドまで行く ことを拒否する。 原因はまさに大成村と興安村をつなぐ道路を商売人たちが占め、物を購入するお客によって制限 時間内に到着出来ないという理由だ。 47番小型公共バスもやはり同じ理由で旧路線を諦め、興安ガソリンスタンドと 平安村を遠回りして終着駅まで行かなければならない"苦労"を強いられていた。 大成村と興安に居住している住民たちも やはりこのような原因で、市場が開かれる日だけはバスを二回ずつ乗り換えて出勤しなければならない不便を受けている。 また道路東側の市場入口にはお客を待つタクシーや各種貨物トラックが人波に混ざって南北方向に行き来する 車の円滑な道路運行に支障を与えており、買い物をした市民が道路を無理に横断して交通事故に遭うような危険も 問題として台頭していた。

違法わいせつ物、違法物品、密かに販売

興安市場には各種DVDをはじめとする映像物を売っている商売人が5、6ヶ所にいた。 彼らが販売している映像物は全て 海賊版であり、効果や品質を保障出来なかった。 以前、違法わいせつ物を販売していた商売人が、執行部門関係者に 首筋をつかまれ、わいせつ物を全て没収され罰金まで併科された。しかし彼ら商売人たちは、公然と販売していた違法 わいせつ物を目につかない所に隠して相変らず販売していた。

交通渋滞、各種違法物品販売などの様々な問題が潜在している興安市場。早急な問題解決のためには、工商、交通、 都市執行部門など関連部門が力を合わせて解決しなければならない課題だ。

(延辺日報 チェ・ヨンソプ、チャ・スンヒ記者 2009年12月28日)
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