xxxxxxx

	中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト			Search by Google：

［社会］　無料健康診断、なぜ歓迎されないのか 最近、統計によれば、延辺州の60歳以上の老人人口は23万人を超え、州全体の人口の11％に肉迫している。 このように我が州は他の都市より早く老齢化社会に入った。 そのためか、最近、我が州には老人たちを相手に "無料健康診断"する"有難い事業"が増加している。 ところが、これらの事業が人々の歓迎を受けることが出来ず、 むしろ非難を受けている原因は何か？ 先日のことだ。 ある業者では、延吉市の某所を訪ねて行き、バスまで賃貸りして退職した老人たちを自分の部署に迎え、 無料健康診断をするといった。 老人たちに対する彼らの"関心"に、その部署の指導部では快く承諾をし、約束した日に 退職した老人50人余りをその業者に送り、健康診断を受けさせるようにした。 検診の結果、50人余りの老人全員が 健康状態に問題があると判明した。 老人の金さんは、これに先立ち、某州級病院で健康診断を受けたことがあったが、 健康状態は良好だった。 いつも歩き回るなど、一生懸命に健康管理をして来たおかげであった。 ところがこの日の 検診結果は、州級病院の検診結果とは異なり、高脂血で脂肪肝があり、健康状態が非常に悪いという結果が出て来た。 無料健康診断の後、この業者では各自の症状により健康食品を服用すればすぐに健康状態が良くなると宣伝して、 健康食品を服用した一週間後に再度無料健康診断をするといった。 無料健康診断を受けた老人たちの半数以上に 達する30人余りが、その話を真に受けて感謝の気持ちで彼らが推薦する健康食品を買った。 ところが検診を通じて現れた老人たちの健康問題は、全て異なっていたにもかかわらず、病状に応じて推薦したという 健康食品は全く同じものだった。 この日、彼らが売った健康食品の価格は500元ほどで、30人余りの老人が買ったので 1万 5000元の収入を上げたわけだ。 "無料健康診断"で老人たちを"喜ばせた"対価を十分に得たわけだ。 この業者により"喜ばされた"老人たちは、この部署の老人たちだけではない。 延吉市の各地区の老人協会、 老人活動室などを回って老人たちに"無料健康診断"の恩恵をプレゼントしたが、その対価としてどれだけのお金を 着服したのかは彼ら自身だけが知っていることだ。 金さんもこの日、500元ほどの健康食品を買った後、まだ服用もしていない状態で一週間後に再度無料健康診断を 受けたが、この時の数値は州級病院の健康診断の数値と同一だった。 その業者の関係者は、自分たちが推薦した 健康食品を服用したからこのように良い効果が出たとニコニコしていた。 その時に初めて気がついた金さんは、 その健康食品を一切服用することはなかった。 もちろん真面目に無料健康診断をする有難い病院や医者がいないわけではない。 だが"無料健康診断"という 隠れ蓑を掲げて安物の健康食品や偽物の健康食品を高価で売り飛ばす一部の企業の詐欺行為により、彼らまで 誤解されているのが実情だ。 無料で健康診断をするからといって、無条件に従ったりむやみに彼らが推薦する健康食品を買うと、詐欺に遭うのが 常だ。 健康診断は必ず、正規の病院で受け取るべきであり、健康食品は医者の提案に従って使うべきだ。 （延辺日報　キム・ミョンソン記者　２００９年１２月９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット