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［経済］　琿春輸出加工区、総合保税区に昇格へ 12月2日、長春税関・薛穎超税関長をチーム長とする調査研究チーム一行5人は、琿春輸出加工区を総合保税区 として昇格させることなどの懸案問題について調査研究を進行した。 琿春市及び合作区の指導者たちの同伴により、薛穎超一行は、琿春輸出加工区内の重点企業である琿春興家床材有限公司へ 行き、企業の生産経営の情況について詳細に調べ、企業の《地域通関》など企業発展に関係する重大な問題についての意見と 建議を聴取した。 合作区管理委員会副主任・張国華の紹介によれば、琿春輸出加工区は2000年4月、国務院の批准を受けて設立された全国15ヶ所 モデル加工区のうちの一つだ。 計画面積は2.４４平方ｋｍであり、2001年5月、国家検査を経て正式に運営に投入された。 現在、韓国、日本、米国、ロシアなどの国々の44の企業が加工区に陣取っており、一次段階として木製品加工、海産物加工、 衣類加工、農副産物加工、電子製品加工などの特色産業を形成した。 2007年、輸出加工区の輸出入総額は5472万ドルに達し、2008年の輸出入総額は1億 1355万ドルに達した。 今年、輸出加工区では 国際金融危機の不利な影響を克服して11月末までの輸出入総額1億 607万ドルを実現しており、年末までの輸出入総額は1.3億ドルに 達するものと予想される。 薛穎超は琿春輸出加工区の情況紹介を聞いた後、琿春輸出加工区が総合保税区に昇格することについて支持すると表明した。 薛穎超は琿春輸出加工区で積極的に総合保税区昇格を勝ち取ると同時に、現在、国家で付与した輸出加工区の各種優遇政策を 研究して、既にある政策のメリットを十分に発揮し、さらに一歩前進して琿春輸出加工区を発展させるべきだと建議した。 この他に彼は、琿春輸出加工区の強みと結び付けて区内の産業配分を完ぺき化して、区内の発展に釣り合う企業を誘致し、 継続的に輸出加工区の実力を強化することを提案した。 《区域通関》問題に言及した時、薛穎超は長春税関で積極的に大連税関と交渉し、《区域通関》合作を展開し、輸出加工区内の 企業の経営コストを低くし、通関効率を向上させるようにし、加工区内の貿易多国輸送プロジェクトが批准を受けられるように 努めると表明した。 調べによれば、琿春輸出加工区が総合保税区に昇格すれば、国内外の二種類の資源、二つの市場を充分に利用して国際投資合作を 誘致することにより、図們江地域の開放開発に参加させ、さらに進んでヨーロッパとアジアを貫く陸海連運通路の建設を推進、 東北アジアの現代物流ネットワークの発展を加速化し、区域の一体化進展を追求することが出来るようになる。 （吉林新聞　２００９年１２月７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット