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［文化］　済州、延辺との'夢の対決' 2-0で完勝 白頭山から漢拏山まで、韓民族が一つになった夢の出会いは、済州ユナイテッドの勝利で盛況裏に幕を下ろした。 済州は5日、済州ワールドカップ競技場で開かれた延辺FCのコリアン フットボール ドリームマッチ2009で楊世根、 沈永星が連続ゴールを炸裂させ、2-0で勝利した。 この日の競技で、勝敗は重要ではなかった。 永らく離れていた韓民族が、サッカーという媒介を通じて少しの間だけでも 一つであることを感じることが出来た時間だった。 ドリームマッチの副題でもあった'白頭山から漢拏山まで'に似合う和合の 場になったのだ。 両チームは和合のための親善競技にふさわしく、クリーンでスピーディーなプレーで競技場を訪れた1万人 余りのファンたちに楽しみをプレゼントした。 競技は始終一貫して済州の主導の下に進行された。 前半3分、金映伸がドリブル突破で延辺の守備を揺さぶり、 国家代表ＤＦライン 趙容亨、姜敏寿は、延辺のツートップの足を釘付けにした。 続いて前半9分、済州は李尚浩のクロスを 楊世根が頭で落とした後、金映伸の強いシュートが続いた。 3分後には李�R浩がゴール前で続けざまにシュートを飛ばした。 延辺は、韓青松が体を飛ばしてシュートを阻止した。 前半22分、済州の攻勢を防いだ延辺が反撃に出た。 素早くパスした後、ペナルティエリアの右側から鄭林国が絶好の シュートチャンスを得た。 ところが鄭林国の足を離れたボールは、ゴールポストの横にスルリと抜けてしまった。 ピンチを逃れた済州は、戦列を整えて1分間に２ゴールを決め、競技を支配した。 前半25分、楊世根がゴールキーパーに当たって こぼれた李�R浩のシュートを押込んで先制ゴールを決め、26分には李尚浩のクロスを沈永星がすっきりしたヘディングシュートで決めた。 あっという間に２ゴールを奪われた延辺は、有望株・金敬道を投じて雰囲気の反転を狙った。 だが時間が経つほど技量差が出て、 済州陣営へ簡単には食い込むことが出来なかった。 一方、済州は競技のテンポを調整して余裕ある競技運営を展開した。 後半戦に入り、両チームは選手交替をしながら様々な選手に出場チャンスを与えた。 選手交替によって、両チーム いずれも噛み合わない部分こそあったが、両チームの選手はフェアプレイにより、見事な競技を継続した。 済州の交替選手・金俊�Yは俊足を活用して良い得点チャンスも捉えた。 延辺もサイドを活用するプレーで対抗し、 挽回のゴールを狙った。 ところがゴール前での絶好のチャンスは簡単には出てこなかった。 延辺は競技終盤、攻撃手たちを前方深くに投じて、得点に対する意欲を見せた。 後半40分には、李軍が重いミドルシュートを 飛ばしたが、ゴールポストを素通りし、43分には金敬道が突破を試みたが趙容亨が素早く阻んだ。 続いて後半44分、�｢育文が 正確なヘディングシュートを飛ばしたが、鄭泰�Rのファインプレーにより失敗に終わった。 （黒龍江新聞　２００９年１２月７日） Copyright(C) 朝鮮族ネット